HTMLメールViewer for 秀丸メールは、秀丸メール上でHTMLメールをHTML形式そのままで表示する用のアドインソフトです。このソフトをインストールして各種の設定をすることにより、秀丸メール上でメールを選択しただけで、そのメールを即座にHTML形式で表示することが可能になります。
このソフトをインストールしたとしても、すべてのHTMLメールをいきなりHTML形式で表示してしまうようなことはありません。ユーザー様が「この差出人は安全である」という指定をしたメールに限ってHTML形式での表示をすることが出来るような仕組みになっています。
また、差出人による判定だけではなくて、例えばメールの発信元の国識別が普段と違う場合や、JavaScriptやActiveXコントロールを含んでいるような怪しい物は警告メッセージを出す等の安全対策も入っています。さらにはActiveXやJavaScriptの実行を禁止してメールを開くことも可能な作りになっています。
(エイチティーエムエルメールビューワー フォー ヒデマルメールと読みます)
- ソフトウェアの種類
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秀丸メールはシェアウェアです。が、このHTMLメールViewerはフリーソフトです。
- 動作に必要な秀丸メール
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秀丸メール Version 5.30以上が必要です。
画像添付ファイル付きメールのインライン表示をするには、秀丸メール Version 5.37以上が必要です。
HTMLメールの場合でも画像添付ファイルをインライン表示するには、秀丸メール Version 5.39β11以上が必要です。
- Internet Explorerのバージョン
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HTMLメールViewerは、Internet Explorerのソフトウェア部品(WebBrowserコントロール)を使って動作するようになっています。なので、Internet Explorerのバージョンが古くて何らかの脆弱性の問題をかかえている場合、HTMLメールViewerも同じ脆弱性の問題を発生させてしまう恐れがあります。
HTMLメールViewerを使う場合には、InternetExplorerの最新バージョンのインスト−ルとWindows Updateの定期的な実行を強く推奨します。
- PDFファイルのインライン表示時の注意
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HTMLメールViewerでPDFファイルを表示させた時に、「makeaccessible.api」というモジュールの中で落ちてしまうという報告が届いています。Adobe ReaderのVersion 9.3.3から起きている現象のようです。
落ちてしまう原因はAdobe Reader側にあるのではないかと思われまして、今のところサイトー企画としては対処が出来ないです。なので、とりあえずの回避策として、落ちてしまう原因の「makeaccessible.api」というプラグインを無効化するしか無いです。
プラグインを無効化するには、「C:\Program files\Adobe\Reader 9.0\Reader\plug_ins」というフォルダの中にある「makeaccessible.api」というファイルを、どこか別のフォルダに移動すればいいようです。
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