高度な編集1(Ver7.11対応版)
目次動作環境編集− 高度な編集1
ここの設定は、上級者向け設定をONにすると設定できます。
編集した行の表示方法
 秀丸エディタでは、編集の加わった行の行番号の部分の色を変えて表示する機能があります。その機能を使うかどうかをここで指定します。
 「行番号の色を変える」を選択すると、[その他]-[ファイルタイプ別の設定]-[カラー]の「編集した行の行番号」で指定した色を使って行番号が表示されます。
 この色が変わった部分を、編集マークと言います。「検索」メニューの「上の編集マーク」「下の編集マーク」を使うと、編集マークが付いている部分にジャンプできるので便利です。

挿入/上書きモード
起動時の入力モード
 挿入/上書きモードを指定します。
 新規作成やファイルを開いたときなど、新しい秀丸エディタのウィンドウが開くときにこの設定が有効となります。
 Insertキーを押すことによって、起動後に挿入/上書きモードは切り換えることができます。
 「前回のモードを記憶」にしておくと、全ての秀丸エディタで入力モードが共有され、秀丸エディタを終了しても入力モードを記憶します。
 「挿入モード」「上書きモード」にしておくと、入力モードはそれぞれの秀丸エディタで別々に切り替えできます。

上書きモード時のリターン
 一般的なエディタでは上書きモード時にEnterキーを押すと次の行の先頭にカーソルが移動するだけですが<改行文字を挿入する>にしておけば改行文字だけ挿入ができるようになります。テキストを整形する際には便利です。


入力の補助
フリーカーソル位置で文字入力した時にタブ文字を使用する
 フリーカーソル 状態になっているときに文字を入力した場合、秀丸エディタは自動的にその位置までに空白を埋めますが、このボタンをONにしておくと可能な限りタブ文字を使って空白を埋めるようにします。

改行するとき空白だけの行だったら空白を削除する
 単に空きの行を作るときなど、自動インデントの空白が残ってしまって邪魔です。邪魔だと思う人は、これをONにするとよいでしょう。
 自動インデントしない人はOFFにしましょう。

C言語インデントで、switchの場合はインデントしない
 [その他]-[ファイルタイプ別の設定]-[インデント]で自動インデントを「C言語インデント」にしている場合、switchキーワードに対してcaseキーワードをインデントしますが、このチェックボックスをONにしておくとインデントしなくなります。switchとcaseを頭揃えしたい場合に便利です。

範囲選択中にキーを押すとその文字を検索する
 これをONにすると、範囲選択中に、例えば「A」キーを押すと、現在のカーソル位置から「A」という文字を検索して、その位置にカーソルを移動するようになります。OFFの場合は選択された文字を「A」に置き換えます。

BOX選択中にキーを押すとその文字を各行に挿入する
 例えば以下のようなテキストがあって、
 
 あああxxxxあああ
 あああxxxxあああ
 あああxxxxあああ
 
 「x」の部分をBOX選択した状態で「A」を押すと、以下のようになります。  
 あああAxxxxあああ
 あああAxxxxあああ
 あああAxxxxあああ
 
 このような操作をしたくない場合は、このオプションはOFFにしてください。