編集(Ver7.11対応版)
目次動作環境− 編集
 高度な編集1  高度な編集2  禁則処理  変換  単語補完
やり直し
かな漢字変換もやり直し可能にする
 かな漢字変換もやり直し(アンドゥ)可能にするかどうかを指定します。これをONにすると、かな漢字変換して文字列が確定してしまった後に[編集]-[やり直し]コマンドを実行することで再変換ができます。
 ただし、この機能は一部のかな漢字変換では機能しないことがあります。
 Windows95対応のかな漢字変換を使っていれば動くはずです。

全置換のやり直し
 全置換をやり直しするときの動作を指定します。
 まとめてやり直しする場合は注意が必要です。
 やり直しバッファサイズを超えていると、途中までしかやり直しされないことがあるかもしれません。
 あまりに量が多いと固まったようになるかもしれません。


コピー&貼り付け
「コピー」の後に範囲選択を解除する
 範囲選択してから「コピー」のコマンドを使った後に範囲選択を解除するかどうかを指定します。普通のWindowsアプリケーション的に動作させるにはここはOFFにすべきですが、普通はONにしておいた方が便利です。

「引用付きコピー」「引用付き貼り付け」コマンドの引用記号
 「引用付きコピー」コマンドは、範囲選択したテキストにの各行頭に引用記号をつけてクリップボードにコピーするコマンドです。
 「引用付き貼り付け」コマンドは、クリップボードの内容の各行頭に引用記号をつけて貼り付けするコマンドです。
 一般的には引用記号は「>」です。
 「引用付きコピー」「引用付き貼り付け」は、メニュー編集([編集]メニュー)やキー割り当て(クリップボード系)をして使用できます。

貼り付け後のカーソル位置
 貼り付けをしたあとのカーソル位置を指定します。一般的には<最後に移動>ですが、一部の市販エディタでは<先頭のまま>のものもあります。<先頭のまま>のほうをお勧めします。
 [ファイル]-[カーソル位置への読込み]をしたときにも影響があります。

貼り付けでJISコードの自動認識をする
 クリップボードからテキストデータを貼り付けるとき、JISコードの自動認識をします。
 通常はOFFでいいですが、ONでも特に差支えは無いです。
 Outlook Express がJISコードをそのままコピーしてしまうという不具合の対策のために、必要であればONにします。

貼り付けでUnicodeを使用する
 クリップボードからテキストデータを貼り付けるとき、Unicodeのテキストデータがある場合はUnicodeを使用します。
 通常はONにしておいてください。
 Netscape が Unicode と Shift-JIS で異なる字体「〜」のコードを入れてしまっているという不具合の対策のために、必要であればOFFにします。

 無効にすると、Shift-JISのテキストデータを使用します。(日本語Windowsの場合)
 Shift-JISの文字である限り、UnicodeのデータとShift-JISのデータは同じです。
 他のアプリケーションの不具合で、UnicodeのデータとShift-JISのデータに食い違いがあることがある場合、このオプションを無効にすることで問題を回避することができます。ただし、Shift-JISに無い文字の貼り付けはできなくなります。

改行コードを区別する(推奨しない)
 コピー・貼り付けをするとき、改行コードの区別をします。
 このオプションは特別な事情が無い限りOFFにしておくことをお勧めします。
 Excel がセル内の改行があるときにCR+LFとLFを混在させたテキストをコピーしてしまうので、その対策のためにあります。

 もしONにする場合、[その他]→[ファイルタイプ別の設定]→[デザイン]→[表示]の「改行コードを区別して表示」をONにして、改行コードが意図せず混在してしまわないように注意してください。
 例えば、Shift-JIS/CR+LF のファイルと EUC/LF のファイルを開いて相互にコピー・貼り付けをすると改行コードが混在してしまい、おかしなことになります。