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ツリー表示項目のプロパティ(Ver8.31対応版)
目次−
ファイルタイプ別の設定−
アウトライン−
解析−
ツリー表示項目のプロパティ
- 見出しの定義
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どういうルールで行を見出しとして判断するかを定義します。
解析は、同じ行に複数ヒットするものがあっても解析されるのは1つのみで、常に行単位の結果になります。
- 行頭の文字列
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行頭の文字列を見出しとして解釈します。
行頭には空白やタブがあっても解釈してしまいます。空白やタブは含まず完全な行頭としたい場合は「オプション」で「インデント禁止」をチェックしてください。
「n」と書かれた部分は数値として解釈します。
数値は半角数字のみです。全角数字や漢数字を含める場合、種類を「文字列」にして、正規表現をONにし、「第[0-90-9]+章」や「第[一二三四五六七八九十]+章」という感じで定義してください。
- 行頭の記号
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文字を並べて記述して、それらの記号が行頭にあった場合見出しとして解釈します。
行頭には空白やタブがあっても解釈してしまいます。空白やタブは含まず完全な行頭としたい場合は「オプション」で「インデント禁止」をチェックしてください。
- 文字列
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自由に文字列を指定して見出しとして解釈します。行頭になくてもヒットします。
正規表現にした場合、タグを「分類モード時のグループ名」で使うことができます。
参照: 正規表現
- 関数
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関数を見出しとして解釈します。
- 強調表示
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強調表示されている行を見出しとして解釈します。
- 分類モード時のグループ名
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アウトライン解析の方法を「ツリー表示 - 分類」にしているとき、ここで指定される分類名(グループ名)で分類してツリー表示します。
空欄にしたときは、「無名グループ」になります。
空欄で、親となる見出しがあるときは、親にグループが指定されているときは親についてきます。
「見出しの定義」で文字列で正規表現にした場合、グループ名にタグを使うことができます。
例:
- 見出しの定義
見出しの定義 | ([A-Z0-9]+)::[A-Z0-9]+ |
分類モード時のグループ名 | \1 |
- 「ツリー表示 - 通常」では以下のようになる場合
├GROUP1::NAME1
├GROUP2::NAME2
├GROUP1::NAME3
└GROUP2::NAME4
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- 「ツリー表示 - 分類」では以下のようになります
├GROUP1
│├GROUP1::NAME1
│└GROUP1::NAME3
└GROUP2
├GROUP2::NAME2
└GROUP2::NAME4
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- 表示タグ
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分類モードときに、項目に表示される内容をタグで指定できます。
例えば、正規表現で「([A-Z0-9]+)::([A-Z0-9]+)」と指定されている場合、「GROUP1::NAME1」というテキストがヒットします。
「分類モード時のグループ名」に「\1」と指定すると、
GROUP1
└GROUP1::NAME1
という感じでツリー表示されますが、さらに「表示タグ」に「\2」を指定すると、
GROUP1
└NAME1
というようにツリー表示できるようになります。
右側のオプションの「表示範囲」とも組み合わせて使用できます。
- オプション
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- インデント禁止
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これをチェックしておくと、行頭に空白やタブを認めない、完全な行頭のみを見出しとします。
チェックしておかないと、行頭に空白やタブがあっても見出しとして解釈されます。
「行頭の文字列」と「行頭の記号」の場合にのみ指定できます。
- インデントの深さでレベルを決める
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前の見出しが同じレベルの場合、インデントの深さ(行頭にある空白やタブの多さ)でレベルを決めます。
前の見出しとの比べてインデントが深ければ1つ下のレベルになります。
「ツリー表示の定義」の「レベルの見せ方」が「絶対的」になっていると、この指定をしていても無効になります。
- 1つ上のツリー定義と同じレベルとして定義
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通常、見出しの定義を追加していくと、上から順番に自動的にレベルが割り振られますが、これをチェックしておくと、1つ上の定義と同じレベルとして定義できます。
- コメントを無視
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カラー表示でコメントの色が付いている場合は、見出しとして解釈しないようになります。
V7.xxまでは種類が「関数」か「強調表示」の場合はチェックできませんでしたが、V8.00からはできるようになりました。
- 展開/折りたたみ状態
-
「標準」の場合は、子があるときは初期状態で展開して、[+]/[-]マークなどで手動で展開/折りたたみができます。
「初期状態でツリーを折りたたみ」にすると、「アウトライン解析の枠」や「アウトライン解析...」のダイアログを初めて表示されるときや、新しく見出しとなる行を書いたときに初期状態でツリーを折りたんだ状態でツリーを作成します。
「展開したままで固定」にすると、子があるときに[+]/[-]マークなどは表示せずに、常に展開された状態となります。
- 表示範囲
-
見出しを表示する範囲を決めます。
以下の選択ができます。
- 自動
- ヒットした文字以降
- ヒットした文字より後
- ヒットした文字のみ
- 行全体
- 次の行全体
「次の行全体」以外は、ヒットした1行目のみで解釈されます。(正規表現が2行目にかかっていても)
以下の場合に適用されます。
- 「アウトライン解析の枠」
- 「アウトライン解析...」のダイアログ
- 「見出しバー」
- 自動的な選択/部分編集の対象
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標準ではONです。
チェックされていると、以下の状態に影響があります。
- 「部分編集」コマンドを実行したとき、自動的に部分編集となる範囲の境界となる見出しかどうか
- 「折りたたみ用の余白」で大きな[+]/[-]マークとして表示され、折りたたみの対象となるかどうか
- 「次の見出し」「前の見出し」コマンドでジャンプする対象となるかどうか
- 見出しバーに表示する対象
-
標準ではONです。
OFFにすると、見出しバーに表示しないようになります。
区切りの線のようなものを見出しにしている場合にOFFにするといいです。
例:
- ツリー表示の見た目
├===========区切り線=============
│├[見出し1]
││└[小見出しA]
│└[見出し2]
└===========区切り線=============
├[見出し3]
└[見出し4]
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- 見出しバーの表示
区切り線を対象にしている場合
===========区切り線============= - [見出し1] - [小見出しA]
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区切り線を対象にしていない場合
- 行番号表示
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見出しに行番号も表示するようにします。
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