setfloatmode文(Ver8.31対応版)
目次− setfloatmode文
 浮動小数点数モードの切り替えをします。(V6.50以降)

 通常版ではこの文は使えません。
 setfloatmodeを実行すると、resultは0を返します。

 浮動小数点数版(統合版)でこの文を使うことができます。
 setfloatmode 0;とすると、浮動小数点数モードがOFFになり、resultは1を返します。
 setfloatmode 1;とすると、浮動小数点数モードがONになり、resultは1を返します。

 浮動小数点数モードでは、以下の動作が通常とは違うようになります。
  • 数値変数が浮動小数点数になっている。(符号1ビット、仮数部52ビット、指数部11ビット)
  • str関数を使って数値を文字列に変換すると、小数点以下も付いて表示される。
     場合によっては指数部付きの形式(+1.234E10のような形式)になることがある。
  • val関数を使って文字列を数値に変換する場合は、小数点以下も判断する。
  • hex関数を使って数値を16進数の文字列に変換すると、整数に変換して表示される。
  • 余りの計算(5 % 2等)の場合は両辺が整数に変換されてから実行される。
  • setregnum、getregnumの場合、数値は整数に変換されてから実行される。
  • writeininum、getininum文は、小数点付きの値も正しく処理する。
  • dllfuncで浮動小数点数用に作られたDLLを呼び出せる。

参照:
 浮動小数点数モード
   HideMath.dll

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