| パターンの論理和(Ver7.11対応版)
目次検索系コマンド正規表現− パターンの論理和
 パターンの論理和とは、「この文字列かこの文字列」を探したいという場合に使います。キャラクタクラスでは「この文字かこの文字」を探すことしかできないことに注意してください。つまり、複数の候補文字列がある場合に使用します。
 例えば、テキストの中から「オタク」か「癈人」を探したい場合、次のように表現します。
オタク|癈人
 こうすることで複数の文字列が一度に探せます。
 なお、このパターンの論理和はパーレン(まる括弧)と組み合わせて使うと効果的です。例えば「ピザ宅配」と「ピザが腐敗」を一度に検索したい場合は次のように表現します。
ピザ(宅配|が腐敗)
 通常は、一度に使用できる「|」の数に制限はありません。(正規表現のDLLがHmJre.dllの場合)
 正規表現のDLLにjre32.dllを指定している場合は一度に使用できる「|」の数には制限があります。
 jre32.dllの場合、標準では10個程度まで可能ですが、あいまい検索を実施する場合は内部的に作業領域を多く使いますので少くなります。
 制限数に達した場合、「秀丸エディタで認識できないエラーが発生しました」というエラーが出ます。