検索系コマンド(Ver7.11対応版)
目次− 検索系コマンド
 検索系コマンドは編集中のファイル又は、複数のファイルから目的の文字列を探しだす機能です。また、探した文字列を指定する文字列に置き換える「置換」もできます。各コマンドと検索の実例を説明します。
 実際の検索方法につきましては、いろいろな検索例を参照してください。
検索
 編集中のファイルから目的の文字列を探し出す機能です。
 実行すると検索ダイアログが表示されます。
 参照: 検索
 参照: \nを使った複数行検索の際の制限について

検索ボックス
 ツールバーに検索ボックスがある場合、検索ボックスにフォーカスを移動するコマンドです。

置換
 置換は、文字列を検索して指定の文字列に置き換えます。
 実行すると置換ダイアログが表示されます。
 参照: 置換

grepの実行
 grepは、複数のファイルから文字列を検索したいときに使います。
 実行するとgrepダイアログが表示されます。
 参照: grepの実行

grepして置換
 grepの置換版です。grepして置換して、さらに上書き保存します。
 参照: grepして置換

検索(上)
 検索ダイアログで、「上検索」がデフォルトのボタンとしてダイアログを表示します。
 検索ダイアログでEnterを押すと「上検索」が実行されるようになります。

単語の検索
 実行すると検索ダイアログの「単語の検索」があらかじめチェックされて表示されます。
 「単語の検索」をONにすると、単語だけを検索するようになります。例えばC言語のプログラムなどで変数「i」を検索したい場合など、普通に「i」で検索すると、「int」の「i」などでも止まってしまって不便ですが、単語の検索をONにすれば変数の「i」だけで止まってくれます。
 参照: 単語の検索

下候補、上候補
 検索または置換をした後、連続して検索や置換を実行するときに使います。
 参照: いろいろな検索例

検索文字列を強調
 実行すると、直前に検索した文字列をすべて強調表示します。
 既に強調されている場合は、強調が解除されます。
 検索文字列が強調されている状態で Escキーを押しても強調が解除されます。

検索文字列の取得
 カーソル位置の文字列を検索ダイアログボックスに取り込むだけのコマンドとして検索文字列の取得コマンドがあります。
 カーソル位置近くの文字列をほかのファイルから検索する場合は、このコマンドで文字列を取り込み、別の秀丸エディタに移動してから検索します。

検索開始位置へ戻る
 検索を行ったときに、その直前にカーソルのあった位置に戻るコマンドです、1度も検索を行っていない場合は使えません。また、置換の場合も使えません。

上の編集マーク(編集マークの上検索)
下の編集マーク(編集マークの下検索)
編集マークのクリア
 編集マークとは行番号表示([その他]-[ファイルタイプ別の設定]-[デザイン]-[行番号])がONの場合に、書き換えが行われた行の行番号に表示されるマークのことです。
 「上の編集マーク/下の編集マーク」は、現在のカーソル位置から最も近い上またた下にある編集マークを検索し、カーソルを移動させます。
 「編集マークのクリア」は、編集マークをすべて消去します。編集していないことにするわけではありません。タイトルバーの(更新)はそのままです。
 [その他]-[動作環境]-[編集]-[高度な編集1]の「編集した行の表示方法」で、編集マークの表示方法などを変えることができます。