エンコード1(Ver7.11対応版)
目次動作環境ファイル− エンコード1
ここの設定は、上級者向け設定をONにすると設定できます。
自動判定で開くとき
ファイルの内容を解析してエンコードの種類を自動認識する
 以下の操作をするとき、エンコードの種類の自動認識をします。

  • 開くダイアログで、エンコードの種類の指定に「自動判定」を選んでいるとき。
  • grepでファイルを検索するとき。
  • ヒストリからファイルを開く場合は、前回のエンコードの種類で開く設定が無効のとき。
     ([動作環境]-[ファイル]-[ヒストリ])

 OFFにしていても、UnicodeとEUCコード指定ドライブ([その他]-[動作環境]-[ファイル]-[エンコード2]は認識します。

複数のエンコードの種類に適合する場合
 「最初に確定したものにする」は、ファイルの最後まで全て解析しません。
 例えば最初にShift-JISと思わしき文字があって、最後のほうにEUCがあったとしても、最初に判定されたShift-JISになります。
 この選択が一番高速です。
 
 「優先順位に従う」は、ファイルの最後まで解析して、最適なものが選択されます。
 複数候補がある場合は優先順位に従います。
 
 「候補の一覧を表示」は、ファイルの最後まで解析して、最適なものが選択されます。
 複数候補がある場合は一覧を表示します。


XML宣言の認識
 ファイルの先頭が <?xml encoding="..."?> で始まるファイルの場合、encodingの部分を解析して、エンコードの種類を決定します。

HTMLのmetaタグを認識
 HTMLファイルと思わしき場合、
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=...">
 というような感じで書かれている部分のcharsetを解析して、エンコードの種類を決定します。

UnicodeのBOMを認識
 ファイルの先頭にBOM(Byte Order Mark)がある場合、認識してエンコードの種類を決定します。
 ファイルの先頭が16進数で FF FE または FE FF の場合、Unicode(UTF-16)またはUnicode(UTF-16,Big-Endian)として認識します。
 FE FF をUTF-8エンコードしてしまった場合にみられる EF BB BF も認識します。

標準のエンコードの種類
 自動判定できなかった場合と、新規作成時とASCIIのファイルに適用されるエンコードの種類です。