排他制御(Ver8.31対応版)
目次動作環境ファイル− 排他制御
ここの設定は、上級者向け設定をONにすると設定できます。

 秀丸エディタではネットワーク環境での使用を考慮し、排他制御が可能になっています。これは、仮想ドライブや共有したフォルダなど、複数のマシンからひとつのファイルをアクセスするときに有効ですが、一台のマシンで複数の秀丸エディタからひとつのファイルを開こうとした際にも適用されます。
ファイルの排他制御
 排他制御を指示します。
 「上書きだけ禁止」にすると、秀丸エディタがファイルを開いている間、他のアプリケーションは同じファイルを読み込むことはできますが、書き込むことはできなくなります。
 「読み書き禁止」にすると、秀丸エディタがファイルを開いている間、他のアプリケーションは同じファイルを読み込むことも書き込むこともできなくなります。

秀丸エディタで同じファイルを開く場合
 「開く方法を問い合わせる」,「上書き禁止で開く」,「同じファイルを2つ開くことを禁止する」,「ファイルを読み込みなおしする」があります。
 「ファイルの排他制御」と「秀丸エディタで同じファイルを開く場合」は相関がありますので、矛盾した設定はできないようになっています。

他のソフトでファイルが書き換えられていないか確認
ファイルのタイムスタンプを時々チェックする
 排他制御を行わない場合、秀丸エディタで開いているファイルを他のアプリケーションから変更される可能性がありますが、この変更の有無をタイムスタンプでチェックします。変更があったことに気付いたら、読み込み直すか編集を続行するかを問い合わせます。

自動で再読み込みする
 秀丸エディタで開いているファイルを編集してタイトルバーが(更新)の状態になっていない場合、読み込み直すかどうかの問い合わせをせず、自動で再読み込みします。
 (更新)の状態ににっている場合は、このオプションが有効であっても、問い合わせをします。

再読み込み時にエンコードの種類を自動判定しなおす
 再読み込みする時に、エンコードの種類をもう一度判定しなおすかどうか指定します。普通は判定しなおしはせず、前回開いた時のエンコード種類で読み込みますが、ここのオプションをONにすると、エンコード種類の判定からやり直します。
 「編集・再読み込み」コマンドを実行した場合にもここの設定が効きます。
 「ファイルタイプ別の設定...」の「保存・読込み」の所での「エンコードの種類の指定」を何か指定している場合は、自動判定よりもそちらの設定が優先されて再読み込みされます。



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