runex文(Ver8.31対応版)
目次− runex文
 runex文は他のプログラムを実行します。(V8.00以降)
 run文等の拡張版です。


runex ファイル名, 同期フラグ,
 標準入力フラグ, 標準入力ファイル名,
 標準出力フラグ, 標準出力ファイル名,
 標準エラー出力フラグ, 標準エラー出力ファイル名,
 フォルダフラグ, フォルダ名,
 表示フラグ,
 非描画フラグ,
 エンコード;

ファイル名(文字列)
 実行するファイル名

同期フラグ(数値)
 0:非同期
 1:同期

標準入力フラグ(数値)
 0:なし
 1:自動
 2:ファイルの内容
 3:(予約)
 4:現在の内容
 5:範囲選択の内容

標準入力ファイル名(文字列)
 標準入力フラグが2のときのファイル名

標準出力フラグ(数値)
 0:なし
 1:自動
 2:ファイルへ出力
 3:ファイルへ追加
 4:新規
 5:挿入
 6:範囲選択を置き換え
 7:アウトプット枠へ出力()
 8:アウトプット枠へ出力(消さずに追加)

標準出力ファイル名(文字列)
 標準出力フラグが2または3のときのファイル名

標準エラー出力フラグ(数値)
 0:なし
 1:標準出力と同じ または 自動
 2:ファイルへ出力
 3:ファイルへ追加
 4:新規
 5:挿入
 6:範囲選択を置き換え
 7:アウトプット枠へ出力()
 8:アウトプット枠へ出力(消さずに追加)
 標準出力フラグが指定されているときは、4〜7の指定はできません。

標準エラー出力ファイル名(文字列)
 標準エラー出力フラグが2または3のときのファイル名

フォルダフラグ(数値)
 0:指定なし
 1:現在のファイルのフォルダ
 2:フォルダを指定
 3:(予約)
 4:実行ファイルのフォルダ

フォルダ名(文字列)
 フォルダフラグが2のときのフォルダ名

表示フラグ(数値)
 0:自動
 1:表示
 2:非表示(SW_HIDE相当)

 3以降はWindowsAPIのShellExecuteのnShowCmd相当に変換される値(V8.03以降)
 3:SW_SHOWMAXIMIZED/SW_MAXIMIZE
 4:SW_SHOWNOACTIVATE
 5:SW_SHOW
 6:SW_MINIMIZE
 7:SW_SHOWMINNOACTIVE
 8:SW_SHOWNA
 9:SW_RESTORE
 10:SW_SHOWDEFAULT
 11:SW_FORCEMINIMIZE
 12:SW_SHOWNORMAL
 13:SW_SHOWMINIMIZED

非描画フラグ(数値)
 0:描画する
 1:標準出力をリダイレクト中は描画しない

エンコード(数値)
 0:ANSI
 2:Unicode(UTF-16)
 V8.00では0か2のみが指定できます。それ以外のエンコードは指定できません。

例:
    runex "filename.exe"
        , 1             //sync    0:async 1:sync
        , 0, ""         //stdin   0:none 1:auto 2:file 3:(reserve) 4:all 5:select
        , 1, ""         //stdout  0:none 1:auto 2:file 3:add file  4:new 5:insert 6:replace
        , 0, ""         //stderr  0:none 1:=out/auto 2:file 3:add file  4:new 5:insert 6:replace
        , 0, ""         //folder  0:none 1:current 2:specify 3:(reserve) 4:exe's folder
        , 1             //show    0:auto 1:show 2:hide
        , 1             //nodraw  0:draw 1:no draw
        , 0             //unicode 0:ansi 2:unicode
        ;

注:
 アウトプット枠へ出力するときは、第二パラメータの同期フラグによって挙動が異なります。
 同期フラグが 0 の場合、runex文を実行した直後にマクロは終了して、通常の操作が可能な状態になります。
 同期フラグが 1 の場合、出力が全て終わるまで待機するようになります。出力が終わったらマクロが続行します。




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