run,runsync,runsync2文(Ver8.31対応版) 目次− run,runsync,runsync2文 run文は他のプログラムを実行します。パラメータとしてコマンドの文字列を指定してください。 run文はプログラムを起動したあとで、すぐにマクロの実行を続行します。 runsync,runsync2文はrunと同様にプログラムを実行しますが、runと異なる点は起動したコマンドが終了するまでマクロの実行を待機させる点です。 runsyncは秀丸エディタをアイコン状態にして待機させますが、runsync2は秀丸エディタをアイコンにせずに待機させます。 run文は[その他]-[プログラム実行]と同様に、"<con", ">con" などを付けることにより標準入出力のリダイレクトが可能です。 「<con」や「>con」は、現在の内容をShift-JISに変換してプログラムに渡し、プログラムからの出力はShift-JISであると解釈して秀丸エディタ上に出力されます。 開いているファイルのエンコードのまま扱いたい場合は、「<filename 」や「>filename 」で直接ファイルへ入出力してください。 参照:ファイルのエンコードのまま実行するマクロ runsync文とrunsync2文はリダイレクトはできません。 リダイレクトして秀丸エディタが新しく起動する場合は、マクロの実行は移動しません。 マクロの実行を移動して実行結果に対して操作を行う場合は、newfile;して新しい秀丸エディタにマクロの実行を移してからrun文を実行してください。 ※V4.14のヘルプまで、run文で標準出力がリダイレクトされている場合、run文はrunsync文同様に、待機するようになります、と書いてありましたが、これは誤りでした。 run文に「%f」「%d」「%b」という文字を書いておくと、この文字は、それぞれ現在のファイル名やフォルダ名に置換されます。 プログラムの起動に失敗するとresultがfalseになります。 参照:runex |