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秀丸ネットモニターは、今現在のパソコンがどこと通信しているのかを監視して、タスクバーのトレー上でアイコン表示したり、ウィンドウ上で詳しく表示したりする用のソフトウェアです。
以下のような機能があります。
- タスクバーのトレーに常駐し、接続している先の国識別をアイコンで表示する。
- タスクバーのトレーアイコンからウィンドウ上からメニューを表示させたり秀丸ネットモニターのウィンドウを呼び出すことで、接続先の詳細を簡単に確認することが出来る。
- 接続先の組織名を、DNSサーバーに問い合わせた結果がもしあればそれを表示し、無ければ、whoisサーバーに問い合わせた結果を表示することが出来る。怪しい組織のサーバーに接続してないかどうか調べるのが便利に出来る。
- 接続した先の一覧をテキストファイルに出力して後からチェックしたり、通信状況をログに記録したり出来る。
- 特定のアプリケーションソフトや特定の接続先をチェック対象から除外させることも出来る。例えばWindows Updateやその他間違い無く安全な通信はチェック対象から除外させておくこくが出来る。
秀丸ネットモニターは、基本的にはセキュリティ対策用のソフトです。
- 例えばファイヤウォールによるチェックでは、一度「許可」としたアプリケーションソフトは一切チェックが外されてしまうけども、秀丸ネットモニターを使えば、そういう許可されたソフトが怪しい所に接続してないかどうかチェック出来ます。
解説:
例えば一度ファイヤウォールに許可させた後でバージョンアップによってファイルが入れ替わった時や、何らかの形でファイルが悪質なプログラムに入れ替えさせられた場合、あるいは許可されたアプリケーションソフトにプラグインの機能があって、悪質なプラグインがインストールされた場合、さらには許可されたアプリケーションソフトにJavaScript等の実行機能がある場合で悪質なJavaScriptによって不審な活動をする場合など、いろいろと抜け道となるケースは多々考えられます。
現状では、一度「許可」としたアプリケーションソフトが悪質な通信をしていても見抜くことが出来ず、放置されてしまう可能性が高いです。結果として大事な情報を抜き取れら続けられたり、何らかの踏み台としてご自身のパソコンが悪用されても分からないまま放置してしまう恐れがあります。
- アンチウィルスソフトが検出出来ないような、何らかの未知のウィルスに感染してしまった時、および、何らかのターゲット型攻撃を受けて個人情報を抜き出されてそうな動きがあった場合に、それをチェック出来ます。
解説:
世の中にあるアンチウィルスソフトは、一般的には世の中にある程度出回った、いわゆる「検体」のあるウィルスしかチェック出来ないことが多いです。そういう「検体」の無い、できたてホヤホヤの新種ウィルスや、そもそも一般に出回らせないで特定のターゲットを攻撃する用に作成された悪質プログラムは、アンチウィルスソフトがウィルスと検出しないケースが非常に多いです。
そういった悪質プログラム類に感染してしまっても、現状ではその「感染した」こと自体に気づく手段が少ないです。例えば「なぜだか分からないけどもパソコンが重い気がする」といった感じでしかウィルス感染に気づけないケースが多いです。
そういった悪質プログラムが何らかの活動をすれば、例えば何らかの情報を盗み取るために外部のサーバーに接続するか、または自分自身を拡散させるために外部との接続を試みるはずなので、そういった活動を監視することが、悪質プログラムへの感染を発見するのに大いに役に立つと思います。
- サポート切れが近づくWindowsXPのセキュリティ対策に。
解説:
WindowsXPがサポート切れになると、WindowsXPおよびそれ用のInternet ExplorerやOutlook Expressに何らかセキュリティ問題が見つかっても、マイクロソフトが対処してくれなくなる可能性があります。または、WindowsXPそのものに問題が無くても、WindowsXP用に提供されてる各種アプリケーションソフトやプラグインの類は古いバージョンのまま放置されることがあり、そうなってしまうと、それらのソフトにセキュリティ上のリスクが発生します。
秀丸ネットモニターでそれらセキュリティリスクを防ぐことは出来ませんが、パソコンが怪しい通信をしていることは検知出来るので、何も対策しないよりはいいと思います。
どうしてもWindowsXPを使わざるを得ないケースもあると思うので、その場合の追加の安全対策としてお勧めです。
- 制限事項
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いわゆる「プロキシ」を経由してインターネットに接続するような環境の場合だと、秀丸ネットモニター上ではプロキシへの接続しか確認出来ず、実際の接続先が表示出来ません。例えばInternet Explorerでどこかに接続しても、秀丸ネットモニター上では何も表示されないか、またはプロキシサーバーが表示されるだけになります。
その場合でも、例えばInternet Explorer以外の何らかのアプリケーションソフトが外部に接続すれば、秀丸ネットモニター上で接続先の表示が可能である可能性が高いです。例えばコマンドプロンプトから
telnet.exe www.maruo.co.jp
のコマンドを打ってうちのコミニュテックスサーバーにtelnet接続した時に、うまく秀丸ネットモニター上に表示されるかどうか等で確認が可能です。
- ソフトウェアの種類
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個人ユーザー様は無料で利用出来ます。ただし、秀丸ネットモニターのウィンドウに「秀丸アマゾンサーチ」の検索欄が常に表示されます。検索欄で何か検索して商品を購入いただくと、それによってサイトー企画にわずかながらアフィリエイト収入が発生します。個人で利用される場合は、秀丸アマゾンサーチの検索窓で何か欲しい商品を検索して購入していただく形でのご協力をお願いします。
法人ユーザー様の場合は、有料のライセンスを購入いただく必要があります。そのライセンスは、すみませんが10ライセンス単位で買っていただく必要があります。1ライセンスしか必要じゃない場合でも、すみませんが10ライセンス単位で購入をお願いします。
法人ユーザー様用の10ライセンスの料金は1260円(消費税込み)となっています。
上記価格は、消費税率 5 % の場合の税込価格です。 将来、税率が変更になった場合は、価格もそれに応じて変更になります。
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注意:現在β版につき、法人ユーザー様用のライセンスはまだ購入できません。
ダウンロード
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ファイル名の部分をクリックするとダウンロードが開始されます。
ダウンロードしようとクリックしても何も起きない、または真っ白なページが表示されてダウンロードが行えない場合、ご利用になっているインターネットセキュリティ強化ソフトや広告除去ソフトを、一時的に停止してお試しください。
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