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全般的な設定・上級者向け・その他・その他2(Ver5.75対応版)
- $$$sharing.$$$ファイルによる排他制御をやめる
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このオプションをONにすると、メールデータ用のフォルダが複数の秀丸メールから共用アクセスされてるかどうかのチェックをしなくなります。結果として、ネットワークドライブ上にメールデータを置いておく場合でもパソコンをサスペンド状態にすることが可能になります。
このオプションをONにするとメールデータの排他制御が行われなくなるので、例えば複数のパソコンが1つのメールデータを同時にアクセスするような動作をしてもエラーにならず、結果としてメールデータを破壊してしまう恐れがあります。それはユーザー様の方で注意する必要があります。
- 外国語ファイル名の添付ファイルをドラッグする時に正しいファイル名のテンポラリファイルを生成してドラッグする
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外国語ファイル名の添付ファイルは、秀丸メールの内部では、ファイル名が16進数の羅列に変換されて保存されてしまいます。なので、その添付ファイルをドラッグアンドドロップ操作等で扱う時に、元のファイル名が何だったのか分からなくなってしまいます。
ここのオプションをONにすると、とりあえずドラッグアンドドロップ操作の時に限り、ファイル名を元の名前に変更した形で操作することが出来ます。ただし、ドラッグアンドドロップされた結果のファイルを保存しても、それは一時的に生成されたファイルが書き換えられるだけで、元の添付ファイルそのものを書き換えるような操作にはなりません。その辺注意が必要です。
- 検索して一覧作成での並行処理数
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検索して一覧作成の処理の並行処理数(スレッド数)を指定します。1を指定すると、「ファイルを読み込んで検索して」という処理を1つのスレッドで逐次実行します。2を指定すると、ファイルの読み込みと検索が独立したスレッド並行して処理されます。3を指定すると検索の処理が2つのスレッドに分散して実行されます。
CPUがマルチコアの場合は3を指定するのが一番高速になるらしいです。マルチコアでない場合は何を指定してもほとんど速度は変わらないようです。
- 秀丸メール起動時のアカウント/フォルダの読み込み中表示をしない
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秀丸メールは起動されるととりあえず自分のウィンドウを表示し、それからアカウント/フォルダの一覧をハードディスクからスキャンして、それをツリー形式で表示します。その間しばらく待ち時間がかかります。
ここのオプションをONにすると、アカウント/フォルダの一覧を読み込んでからウィンドウを表示するようになります。
普通はOFFのままでいいと思います。
- .txtファイル拡張子を.txt_nsecに変更する等
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このオプションは、特殊なセキュリティソフトを導入されているために、「.txt」等のファイルが勝手に「.sec」のようなファイルに変換(暗号化)されてしまうユーザー様向けのオプションです。
ここのオプションをONにすると、秀丸メールが標準でやりとりする「.txt」形式のファイルが、全部「.txt_nsec」という拡張子に変わります。しかし、このオプションをON/OFFしただけで既存のファイル名が自動的にリネームされる訳ではないので、このオプションをON/OFFする場合は、その辺のファイル名をユーザー様自身の手作業で変更していただく必要があります。
ユーザー様自身の手作業で変更していただくためには、例えばエクスプローラで秀丸メールのデータ用フォルダ配下から「.txt」形式ファイルを検索して、それを片っ端から「.txt_nsec」に変更すればいいのですが…。そうすると添付ファイルが見えなくなってしまうので、「受信添付」および「送信添付」の配下にあるファイルは対象外として変換する必要があります。
ここのオプションをONにすると、受信した添付ファイルのファイル拡張子にも、すべて「_nsec」が付加されます。例えば「a.lzh」という添付ファイルを受信すると、それは「a.lzh_nsec」というファイル名に変換されて保存されます。なので、例えばそういうファイルをダブルクリックして開けるようにするためには、「.lzh_nsec」という拡張子に対してlzh解凍ソフトを関連づけするような、そういう作業が必要です。
ここのオプションをONにすると、送信する添付ファイルについては逆の変換がされます。例えば「a.lzh_nsec」というファイルを添付して送信すると、それは「a.lzh」という名前のファイルとして送信されます。
- 画面サイズが変わったらウィンドウ座標類をすべてリセットする
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秀丸メールを持ち出すような使い方をしているケースで、持ち出し用の環境の画面サイズがばらばらになっていることが多くてウィンドウが画面外に出てしまうことが多い場合には、ここのオプションをONにすると便利かもしれません。
- ヘッダ名の上にマウスを重ねても入力補助のメニューを出さない
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エディタ・ウィンドウでは、ヘッダ名の上にマウスカーソルを乗せると、ヘッダ名が盛り上がったような形になって、そこをクリックすることで入力補助メニューが出ることを表すようになっています。ここのオプションをONにすると、その盛り上がり表示をしなくなります。
- エディタ・ウィンドウのタイトルにアカウント名も表示する
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「新規メール」などでエディタ・ウィンドウを表示させると、そこにはそのメールの属してるアカウント名は表示されないですけども、ここのオプションをONにすると、アカウント名がタイトルバーで分かるようになります。
「新規_XXXX」のような形でアカウント名が(XXXX部分に)表示されるようになります。
- 常駐時、最小化操作で閉じる動作とする
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ここのオプションをONにすると、常駐秀丸メールを使う設定の時に、秀丸メール本体を「最小化」の操作をして、それで秀丸メール本体ウィンドウを閉じる動作とします。
- メールをフォルダへドラッグ&ドロップする時に自動展開しない
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メールをフォルダにドラッグアンドドロップ操作で移動/コピーする時に、折りたたまれたフォルダの上にマウスを置いて1秒くらい停滞(hover)させると、自動的に折りたたまれたフォルダが展開されます。(Windows付属のエクスプローラでもそういう動作になってます。)
ここのオプションをONにすると、この自動展開の機能を抑止します。
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