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アカウント毎の設定・メールサーバー・トラブル対策(Ver5.75対応版)
- タイムアウト時間
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送受信時のサーバーと秀丸メール間での各種のコマンドのやりとりでの待ち時間を指定します。ここで指定した時間を過ぎてもサーバーから応答がなければエラーとなり、その場で送受信を中断します。
普通は120秒(2分)としておけば大丈夫です。ただし、大変遅いメールサーバーの場合には、値を増やさないとうまくいかないようです。特に、無料でメールアドレスがもらえるような所は、非常に遅いケースがまれにあるようです。
- SMTP認証の方式
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SMTP認証時の方式を指定します。「自動」にしていると、サーバーがサポートしている認証方式のうちの適当な1つ(最優先はCRAM-MD5)を使います。
SMTP認証がうまくいかないとき、ここを「LOGIN」または「PLAIN」にするとうまくいく場合があります。
「認証方式・セキュリティで保護されたパスワード認証」と「SMTP認証」の両方をONにしている場合は、SMTP認証の方式は「NTLM認証」固定となります。逆に、「セキュリティで保護されたパスワード認証」がOFFの場合は、NTLM認証を選択することが出来ません。
- UIDLコマンドを使わない
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「UIDL」とは、メールサーバー側がメール1つ1つに付ける固有の識別子のことです。そして、UIDLコマンドとは、このUIDLを取得するコマンドのことです。
メールサーバーがUIDLコマンドに対応していても、そのメールサーバーの返すUIDL文字列が信用できない場合には、同じメールを何回も受信しなおしたりなど、秀丸メールの動作がおかしくなることがあります。
このような現象(同じメールを何回も受信してしまう)が起きた場合には、一度このオプションをONにしてみてください。
- UIDL文字列をX-TuruKame-UIDL:ヘッダを使って保存する
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メールサーバーの返すUIDL文字列をメール中に保存するように指定します。このオプションも、メールサーバーの返すUIDL文字列が信用できない時に使うと便利です。
このオプションをONにすると、送受信時のやりとり記録の中にもメールのUIDL文字列が表示されるようになります。
- TOPコマンドを使わない
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TOPコマンドとは、リモートメールの「最新の一覧を取得する」ボタンを押したときに、秀丸メール側がメールサーバーに送るコマンドです。
このオプションをONにすると、TOPコマンドの代わりにRETRコマンドを使います。その結果、「最新の一覧を取得しなおす」時の動作が遅くなります(結果としては同じです)。
どういう訳か、TOPコマンドを送るとUIDLが狂ってしまうらしいサーバーがあるかもしれないということで、このコマンドを追加しました。サーバーのUIDLが信用できない場合に使うと有効かもしれません。
- 送信時のHELOコマンドでの自コンピュータ名指定
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送信時にSMTPサーバーにHELOコマンド(またはEHLOコマンド)を送る時のパラメータとして渡される自コンピュータ名(ホスト名)を指定します。ここをOFFにしていると、アカウント毎の設定で指定した自メールアドレスの「@」以降部分を送信します。
メールサーバーによってはそれでは接続が拒否されてしまうことがあるので、その場合はこのチェックをONにして適当なホスト名を指定してください。
- 送信時のMAIL FROM:<...>コマンドで通知するメールアドレス
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- メールのFrom:ヘッダを参照する
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送信時にSMTPサーバーに送る「MAIL FROM」コマンドで、普通はアカウント毎の設定で指定されたメールアドレスを指定します。それを各メールの「From:」ヘッダから取り出したメールアドレスとしたい場合に、このオプションをONにしてください。
このオプションをONにするとメールサーバーによってはメールがうまく送信できなくなることがありますが、逆にこのオプションをONにしないとダメなサーバーもあります。具体的には、qmailでVERP機能を使っている場合には、ONにしてください。
- 個別指定
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MAIL FROM:用のメールアドレスを個別に指定します。何らかのセキュリティ上あるいはSMTPサーバー側の設定の事情により、アカウント上に登録しているメールアドレスが拒否されてしまう場合に使います。
ご自身が入会している別のプロバイダーのSMTPサーバーを借りて送信する場合にも有効かもしれません。
- 連続送信をゆっくりにする
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メールを大量に連続して送信すると、SMTPサーバーが「Service Temporarily Unavailable」のエラーを返したり、または「Server Busy, Please Try Later」のエラーを返してしばらくメールの送信が出来なくなることがあります。ここのオプションをONにしてメール送信をゆっくりにすると、そのようなエラーの発生を回避出来るケースがあるかもしれません。
(@nifty用に作ったオプションですが、残念ながら@niftyではここのオプションをONにしても効果は無いようです)
ここのオプションをONにすると、1分間に何通まで送信可能かもセットできます。例えば1分間に10通までと指定すると、1通ずつの送信間隔が6秒以上になります。
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