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アカウント毎の設定・メールサーバー(Ver5.75対応版)
注意: 「アカウント毎の設定・個人情報」のページで受信メールサーバーの種類を「IMAP4」と指定した場合、ここのぺージ中の「POP3...」と書かれたオプション類は、「IMAP4...」のように名前が変化します。ヘルプの説明上はすべて「POP3」または「POP」と表記しています。
- 受信メールサーバー(POP3サーバー)
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受信用のメールサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。
- 送信メールサーバー(SMTPサーバー)
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送信用のメールサーバーのホスト名またはIPアドレスを指定します。一般のインターネットプロバイダーに入会している場合は、「送信サーバー」あるいは「SMTPサーバー」という項目がプロバイダー側から指示されているので、それをここに入力してください。
- メール・アカウント
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受信用のメールサーバーにログインするためのユーザーアカウント、いわゆるメールアカウントを指定します。一般のインターネットプロバイダーに入会している場合には、「メールアカウント」のような項目がプロバイダー側から指示されているので、
それをここに入力してください。
ほとんどのインターネットプロバイダーではインターネット接続用(ダイヤルアップ用)のユーザーアカウントとは別になっているので注意してください。
- パスワード
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受信メールサーバーにログインするためのパスワードを指定します。一般のインターネットプロバイダーに入会している場合には、「メールパスワード」のような項目がプロバイダー側から指示されているので、それをここに入力してください。
ここに何か入力した場合は、「パスワードを保存する」も必ずONにしてください。「パスワードを保存する」をONにしないと、受信の度にパスワードを毎回入力しないといけなくなります。
パソコンを他の人と共用している場合など、勝手に受信されたら困る場合には、パスワードを入力しないでおくとよいでしょう。その場合、受信の度に毎回入力するような動作となります。
補足:
「全般的な設定・基本」の「秀丸メール起動時にパスワードを要求する」がONになっていて、さらに「AES暗号化」のオプションがONになっていると、ここで入力されたパスワードはAES方式で暗号化されて保存されます。AES方式で暗号化されて保存されている場合は、パスワード欄の下に「※パスワードはAES暗号化されてます」のような表示がなされます。
参照:AES暗号化について
- 受信したメールをサーバー上に残す
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一般に、メールの受信操作をすると、メールサーバー上にあるメールをパソコン側にダウンロードして、その後メールサーバー上からメールは削除されます。そうしないと、ダウンロード済みのメールがサーバー上に残ってしまって、
メールボックスの容量オーバーになる恐れがあります。
ここをONにすると、あえてメールサーバー上のメールを削除しないでそのまま残しておくようになります。
例えば、会社用のユーザーアカウント宛に届いたメールを自宅でも読みたい場合には、自宅のパソコン側では「受信したメールをサーバー上に残す」としておくことで、自宅で読んだメールがふたたび会社でも読めることになります。
また、複数のメールソフトを併用して使いたい場合にも、複数のメールソフト側で「受信したメールをサーバー上に残す」をONにしておけば、1つのメールを複数のメールソフトでそれぞれ受信することができます。
ここのオプションをOFFにしている場合でも、例えば振り分け設定で「受信しない」や「サーバー上に残す」となったメール、
および、「アカウント毎の設定・上級者向け・その他」で「大きなメールはダウンロードしない」の動作によってダウンロードしなかったメールについては削除しません。
- 一定期間置いてから削除する
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「受信したメールをサーバー上に残す」をONにした場合でも、ここをONにすることで、サーバー上に何日か置いたままの古いメールについては削除していくことができます。これをONにしておかないと、
サーバー上に永久にメールが残って容量オーバーになります(ただし、プロバイダー側で古いメールを勝手に削除する場合もあります)。
ここをOFFにして使う場合には、「送受信・リモートメール」を使ってサーバー上のメールを個別に削除するか、何か他のメールソフト等で「サーバー上に残さない」設定にしてメールを読むかを行ってください。
ここの期間には1日から9999日までが指定できます。
ここのオプションをONにしている場合でも、例えば振り分け設定で「受信しない」や「サーバー上に残す」となったメール、
および、「アカウント毎の設定・上級者向け・その他」で「大きなメールはダウンロードしない」の動作によってダウンロードしなかったメールについては、指定された期間を過ぎても削除しません。
削除対象となるのはあくまでダウンロードしたメールについてのみです。
- 削除されたメールは次回受信時にサーバー上からも削除する
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ここのオプションをONにすると、秀丸メールの中でメールが削除された時に、そのメールをサーバー上からも削除するようにします。実際にサーバー上から削除するのは、次回の受信動作をした時となります。
ここでいう「メールの削除」とは、いわゆるメールを完全に削除する操作のことで、ゴミ箱フォルダに移動しただけの場合は対象とはなりません。Shift+Deleteキーでメールを削除した場合や、またはゴミ箱を空にした場合に、
それによって無くなったメールが対象となります。
注意:
ここのオプションをONにしておくと、メールを削除する動作が多少遅くなります。
ここのオプションをONにすると、「アカウント毎の設定・メールサーバー・トラブル対策」の「UIDL文字列をX-TuruKame-UIDL:ヘッダを使って保存する」オプションが自動的にONになり、UIDL文字列がメールに埋め込まれることになります。
ここのオプションをONにしても、ここのオプションをOFFにした状態で受信したメールについては、うまくサーバー上から削除されません。具体的には、X-TuruKame-UIDL:ヘッダが入ってないメールについてはうまくサーバー上から削除されません。
仮にそのような理由でメールがうまくサーバー上から削除できなかったとしても、エラーメッセージなどは出ません。
- (ゴミ箱フォルダへ移動しただけでもサーバーから削除)
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ここのオプションをONにすると、「削除されたメールは次回受信時にサーバー上からも削除する」がONの時で、メールを単にゴミ箱フォルダへ移動しただけでもサーバー上からメールを削除するようになります。
注意:
ここのオプションをONにしてる場合で、例えばゴミ箱フォルダに一度移動したメールをもう一度元のフォルダに戻したとしても、そのメールはサーバー上から削除されます。
- 認証方式・APOP認証
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APOP認証(または単にAPOP)は、受信メールサーバーへログインする時のパスワードを暗号化して送る認証方式です。インターネットプロバイダー側がこのオプションをONにするよう指示している場合にONにしてください。
ここがONになっていても、サーバー側がAPOPに対応してない場合は普通の認証方式(パスワードをそのまま送る方式)を使います。その場合、「送受信・直前のやりとり記録」の所に「APOP非対応につき、通常ログイン」と表示されます。
- 認証方式・POP before SMTP
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POP before SMTPとは、送信のための認証方法の1つです。インターネットプロバイダー側がこのオプションをONにするよう指示している場合にONにしてください。普通はOFFのままでかまいません。
一般に、ここのオプションがONでないといけないのにOFFになっていると、メールを送る時に「Relay operation rejected」のようなエラーが発生します。
ここをONにしておくと、メールを送信する前に受信サーバーへログインするようになり、送信の動作が多少遅くなります。
ここをONにしてもうまくメールが送信できない場合には、「メールサーバー・詳細」で「POP before SMTP時の、ログイン後の待ち時間」を増やしてみてください。そうすることによって、うまくいくケースがあります。「メールサーバー・詳細」の設定ページは、
上級者向け設定をONにすれば出てきます。
- 認証方式・SMTP認証(SMTP Authentication)
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SMTP認証(SMTP Authentication)は、送信のための認証方法の1つです。インターネットプロバイダー側がこのオプションをONにするよう指示している場合にONにしてください。普通はOFFのままでかまいません。
ここをONにしておくと、送信時にユーザーアカウントとパスワードを送信するようになります。送信用のユーザーアカウント/パスワードは、「メールサーバー・詳細」で指定できます。特に指定しない場合は、
受信用のユーザーアカウント/パスワードがそのまま使われます。
「メールサーバー・詳細」の設定ページは、上級者向け設定をONにすれば出てきます。
- 認証方式・セキュリティで保護されたパスワード認証(NTLM認証)
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ここで言う「セキュリティで保護されたパスワード認証」とは、Outlook Expressに備わっている同名のオプションと同じでして、専門用語的には「NTLM認証」という物です。メールサーバー側がMicrosoft Exchange系の場合で、
上記の「セキュリティで保護されたパスワード認証」なり「NTLM認証」なりを使うよう指示されてる場合は、ここのオプションをONにしてください。
ここのオプションとSMTP認証の両方をONにした場合、SMTP認証の方式も「NTLM認証」となります。
- Outbound Port25 Blocking対応
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メールサーバーの設置されている場所がインターネット接続に利用しているプロバイダーとは別のケースで、インターネット接続に利用しているプロバイダーがOutbound Port25 Blockingを実施している場合、送信用のポート番号を25から587に変更する必要があります。ここのオプションをONにすると、そのポート番号を587に変更します。
ポート番号は、「アカウント毎の設定・メールサーバー・詳細」の所で出来るので、実はそこをいじってやればいいんですけど、そこの設定ページは「上級者向け設定」をONにしないと出てきません。なので、上級者向け設定をONにしなくても設定変更できるように、ここにこのオプションを用意しています。
アカウント毎の設定コマンド
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