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全般的な設定・上級者向け・メール作成(Ver5.75対応版)
- 多重返信メールのReの付け方
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返信メールにさらに返信する場合の件名をどうするか指定します。普通は「Re:」のまま返信しますが、「Re^2」などと返信回数を付けて返すようにも設定できます。
返信元メールの件名が既に「Re^2」のようになっている場合には、ここの設定に関係なく、「Re^3」のように返信します。
- テンプレート選択画面を出す用の組み合わせキー
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「新規メール」、「返信メール」、「転送メール」のコマンドを実行する時に、指定されたキーを押しながら実行することによってテンプレート選択画面を出すことができます。
たとえば「Shift」を指定すれば、Shiftキーを押しながら「ファイル・新規メール」とメニューを選択することで、テンプレート選択画面を出してから新規メールコマンドが実行できます。キー割り当てで新規メールコマンドに「Ctrl+N」を割り当てている場合には、
Ctrl+Shift+Nと操作することで同様のことができます。
また、ここのキーに「Ctrl」を指定していると、Ctrl+Nキーで新規メールを実行した場合に、新規メールコマンド実行時に毎回テンプレート選択画面が出てしまいます。その点にはご注意ください。
テンプレートの選択は、メールエディタを起動した後に「設定・テンプレートの切り替え」コマンドを実行することによっても可能です。したがって、特にこのキーを指定しなくても不便なことはありません。
- 新規メール時は毎回テンプレートを選択する
- 返信メール時は毎回テンプレート/返信先を選択する
- 転送メール時は毎回テンプレートを選択する
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それぞれのコマンド実行時に、キーの組み合わせに関係なく毎回テンプレートを選択する画面を表示するかどうかを指定します。
返信先が複数ある返信メールの場合には、ここの設定に関係なく、テンプレート/宛先選択ダイアログボックスが出てきます。
- 件名の履歴を作る/宛先の履歴を作る
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秀丸メール上でメールを送信した時の、宛先や件名(Subject:ヘッダ)の履歴を作るかどうか指定します。ONにしておくと履歴が作成され、その履歴は、送信用メールを作成している時のヘッダ部分にて、
Alt+下矢印キーによる入力補助メニューから呼び出すことができます。
- 履歴の消去
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このボタンを押すと、送信したメールの件名の履歴と送信した先の履歴を含めた各種の履歴を選択して消去します。
- ショートカット(.lnkファイル)そのものを添付できるようにする
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メールエディタ上で「ファイル・添付ファイルの挿入」で表示されるダイアログボックスで、ショートカットを選択した時に、そのショートカットのファイルそのものを添付するか、それともリンク先のファイルを添付するかを指定します。ここのオプションをONにすると、
ショートカット(.lnkファイル)そのものを添付ファイルとして扱うようになります。
- アドレス帳のグループ自体を宛先とすることを禁止する
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秀丸メールは標準でアドレス帳のグループ自体を宛先とすることができます。グループ自体を宛先に指定すると、そのグループに所属している人全員にメールを配信できてとても便利ですが、一方、
間違ってグループを指定してしまうと個人的なメールが多数に配信されてしまう恐れがあります。
アドレス帳でグループ自体を宛先に選んだ時には、「Group(/XXX)を宛先に追加します。」という確認メッセージが表示されますが、それでも安心できない人はここのオプションをONにしてください。
ここをONにすると、アドレス帳でグループを宛先に選べなくなるだけではなく、送信時にGroup(..)を指定するとエラーになります。
- テンプレートと署名の間に改行を入れない
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「新規メール」などでテンプレートが適用されて、本文と署名の両方が挿入される場合、秀丸メールが内部的に、本文と署名の間に改行を1つ入れてしまいます。それが気に入らない場合は、ここのオプションをONにしてください。
- 返信する時、From:以外の宛先はCc:ヘッダに入れる
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「返信メール」コマンドで返信する時に、返信元メールのTo:ヘッダに自分以外のメールアドレスがあると、そのメールアドレスに対しても返信するように、宛先選択のダイアログボックスが出てきます。そこでは、
返信元メールでのTo:ヘッダに入っていたメールアドレスは、同じくTo:に入れて返信するような形で出てきます。
ここのオプションをONにすると、そのToじゃなくてCc:ヘッダとして返信するようになります。
ここのオプションがOFFの場合でも、宛先選択のダイアログボックス上でTo:/Cc:/Bcc:を変更することは出来ます。
- 送信済みメールに返信する時、差出人へ返信する
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ここのオプションをONにすると、送信済みメールに対して「返信メール」コマンドで返信する時に、差出人に対して返信するような、普通の受信系メールと同じような返信をします。
ここのオプションがOFFの場合は、送信済みメールに対しての返信は、その送信済みメールが送った先の宛先に対して返信するような動作となります。
秀丸メールのVersion 5.39以下では、ここのオプションがONに相当する動作となっていました。V5.50からこのオプションがOFFの動作が標準の動作という風に仕様変更されてます。昔のバージョンと同じにしたい場合はここのオプションをONにしてください。
- 返信する時の返信先
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返信する時の返信先の初期値を指定します。「差出人へ返信」にすると、メールを送ってきた相手の一人のみに対して返信する動作となり、「全員へ返信」とすると、差出人の他に、そのメールのTo:/Cc:ヘッダで指定された宛先全員(ただし自分自身は除く)に対して返信する動作となります。
普通は「差出人へ返信」にしておくのが無難です。
返信メールコマンドを実行して返信宛先ダイアログボックスが出た場合には、そこで改めて宛先を指定することが出来ます。ここにある設定は、そのダイアログボックスでの初期値を指定する形になります。
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