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そのまま転送(Ver5.75対応版)
このコマンドは、現在選択しているメールをResent-XXXX系ヘッダを使って転送します。Resent-XXXX系ヘッダを使うと、メールの「From:」や「To:」などの主要なヘッダを元のメールそのままで他の人に転送することができます。
「そのまま転送」で作成されるメールには、普通のメールで作成される「From:」ヘッダや「To:」ヘッダの前に「Resent-」がつきます。元のメールにある「From:」ヘッダなどはそのまま残ります。
Resent-XXXX系ヘッダとしては、具体的には以下の物があります。
Resent-From | 転送した人の差出人。 |
Resent-To Resent-Cc Resent-Bcc | 転送先のメールアドレスの指定。 |
Resent-Date | 転送するメールでの「Date:」ヘッダに相当するもの。 |
Resent-Organization | |
Resent-Reply-To | |
Resent-Message-Id | |
X-Resent-Mailer | |
- 備考
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このコマンドは複数のメールを選択した状態でも実行できますが、その場合は「あとで送信」しか指定できません。
1つのメールを選択した状態のときは、「今すぐ送信」と「メールエディタで開く」の指定ができます。
「メールエディタで開く」を実行しても、「マクロ・マクロ登録・自動起動・送信用のメールエディタ起動時」に指定したマクロは自動実行されません。
「そのまま転送」コマンドは、元のメールを完全な形で転送する訳ではありません。例えばHTMLメールのHTML部分は除去され、メールのエンコード方式も元のメールのエンコード方式に関係なく、秀丸メール側でエンコードしなおされて転送されます。
そのまま転送ダイアログボックス
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