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キー割り当てダイアログボックス(Ver5.70対応版)
キー割り当てダイアログボックスは、秀丸メールの各種のキー割り当てを指定するダイアログボックスです。
ここでのキー割り当ての他、エディタ・ウィンドウ(および秀丸メール本体中のメール内容枠)では、秀丸エディタ側のキー割り当ても有効となります。ただし、秀丸メール側のキー割り当てと重なる場合には、秀丸メール側が優先されます。
- キー割り当てできるコマンド
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秀丸メールのコマンドの中で、キー割り当てが可能なコマンドの一覧です。右側には割り当てられたキーが何であるかを表示しています。
- キー割り当て
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一覧の中での現在選択しているコマンドについてのキー割り当てです。ここを選びなおすことで、割り当て内容を変更することができます。
キー割り当てコマンド
- ●文字キーのみのキー割り当てについて
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文字キーのみに何かの機能を割り当てた場合、編集可能なエディタの上ではそのキーは無効です。そうでないと、割り当てた文字が入力できなくなってしまうからです。
例えば、標準では「U」キーに、「未読/既読の切り替え」が割り当てられています。秀丸メール本体ウィンドウ上や、受信したメールを開いたエディタ上ではその「U」キーによって未読/既読切り換えができますが、
受信したメールを開いて「設定・編集を許可する」とした場合には、Uキーは「U」という文字の入力という意味になります。
- ●秀丸メールと秀丸エディタのキー割り当ての法則について
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秀丸メールと秀丸エディタは、それぞれ個別にキー割り当てが定義できるため、例えば秀丸メールと秀丸エディタで同じキーに別々の機能を割り当てていた場合に、どちらが優先されるのかという問題が発生します。
原則としては、キー割り当てが重なった場合には、秀丸メール側のキー割り当てが優先されます。ただし、秀丸メール側の該当する機能が状況によって無意味である場合には、秀丸エディタ側が優先されます。
例えばCtrl-Nキーに対して、秀丸メール側の「新規メール」と秀丸エディタ側の「検索」を割り当てた場合、「新規メール」コマンドが常に優先され、秀丸エディタの「検索」コマンドが起動することはありません。
例えばCtrl+Rキーに、秀丸メール側の「返信メール」と秀丸エディタ側の「置換」を割り当てた場合、「返信メール」コマンドの有効な場所では「返信メール」が優先され、
返信メールコマンドが無効な場所(例えば新規メール作成の最中)では置換コマンドが有効となります。
秀丸メール側のコマンドが無効である場合であっても、秀丸エディタ側のコマンドが抑止されるケースもあります。例えば「すべて送受信」コマンドは送受信の最中には無効ですが、それでも「すべて送受信」に何かキー割り当てしていれば、そのキーは常に「すべて送受信」のコマンドとしてしか機能しません。
- ●「検索」などのキー割り当て
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「検索」など、一部のコマンドは秀丸メール側と秀丸エディタ側の両方にキー割り当てが存在しています。そのようなコマンドでは、可能な限り、秀丸メールと秀丸エディタのキー割り当てを同じにしてください。そうしないと混乱します。
秀丸メール側と秀丸エディタ側で別々のキーに割り当てた場合、原則としては、秀丸メール本体ウィンドウ上では秀丸メール用のキー割り当てのみが有効で、秀丸メールのメールエディタ・ウィンドウ上では秀丸エディタ側のキー割り当てのみが有効となります。
- ●「文字入力可能なエディタ・ウィンドウ上でも有効とする」のオプションについて
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例えば何かのコマンドに「Enter」とか「A」とかのキー割り当てをした場合、文字入力可能なエディタ・ウィンドウ上では、それについてのキー割り当ては効かないです。なぜかというと、そのキー割り当てが有効になってしまうと、「Enter」キーを押して改行文字を入力することが出来なくなってしまうからです。
ところが、ここのオプションをONにすると、Enterだろうが「A」だろうが、文字入力可能なエディタ・ウィンドウ上でもキー割り当てが有効となります。
このオプションが有効になるのは、キー割り当てするコマンドが「マクロ1(エディタ側)」〜「マクロ20(エディタ側)」だけに限ります。
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