アカウント毎の設定・個人情報・詳細(Ver5.70対応版)
所属(Organization:ヘッダ)を指定する
 自分の所属を相手に伝えたい時に、ここに自分の所属を入れます。例えば社外の人とのやりとりが中心の人は自分の会社名を、社内でのやりとりが中心の人は自分の部署名などを入れます。この内容は「Organization:」というヘッダで渡されるだけです。 一般には、あえて指定しなくてもかまいません。


返信アドレス(Reply-To:ヘッダ)を指定する
 自分が送ったメールに対する返信を、自分のメールアドレスではなく、別の所に送ってほしい場合に、ここにそのアドレスを指定します。例えば、会社用のアカウントと個人用のアカウントを持っている場合で、 返信については会社用のアカウントに送ってもらいたいときには、ここに会社用のメールアドレスを指定するとよいでしょう。
 ここに間違って他人のメールアドレスを指定すると、その人に返信メールが届いてしまいます。十分注意して指定してください。


Bccヘッダの追加、Cc:ヘッダの追加
 特定のメールアドレスをBcc:やCc:ヘッダに常に入れてメールを送信したい場合に、ここのチェックボックスをONにして、メールアドレスを指定してください。一般的には、自分自身のメールアドレスを指定するのに使います。
 受信フォルダでスレッド表示を使って話のやりとりを追いたい場合には、自分自身のメールアドレスをBcc:ヘッダに入れておくと便利です。または、Bcc:ヘッダを使わなくても、送信済みのメールを受信フォルダに振り分けるという方法もあります。

 他に、特別なヘッダをメールに入れたい場合、テンプレートでAddHeader命令を使うという方法もあります。


「そのまま転送」の場合はBcc/Ccヘッダを付けない
 ここのオプションをONにすると、Bcc:ヘッダ/Cc:ヘッダを追加する指定の場合でも、「そのまま転送」でメールを転送する場合に限ってはBcc:/Cc:ヘッダ(実際にはそのまま転送の場合ではResent-Bcc:/Resent-Cc:)を付けないようにします。


自分用メールアドレスの別名
 このアカウント用のメールアドレスが複数存在する場合に、「アカウント毎の設定・個人情報」で指定したメールアドレス以外をここに指定してください。
 たとえば、旧NIFTY-Serve(@nifty)のメールアドレスの場合、メールアドレスの「@」より後ろ部分が「nifty.ne.jp」、「niftyserve.or.jp」、「nifty.com」のどれでも有効です。 また、メール転送サービスを使って複数アカウント用のメールを集中させている場合にも、メールアドレスが複数存在してしまいます。そういった場合にここを使います。
 ここでメールアドレスを指定しておくと、たとえば「返信メール」コマンドを実行する時に、返信宛先の問い合わせダイアログボックスが余計な場面で出てくることを防げます。

 ここでのメールアドレスは、コンマ区切りで複数指定できます。たとえば@niftyの場合なら、標準として指定した「peh00775@nifty.com」以外を指定する場合の例として、
peh00775@niftyserver.or.jp,peh00775@nifty.ne.jp
 のように指定します。コンマの前後に空白を入れると、その空白は勝手に除去されます。

 メールアドレスの先頭部分には「*」によるワイルドカードも指定できます。たとえば「@mydomain.com」というドメイン宛のメールをすべて1つのアカウントで受信するような場合には、
*@mydomain.com
 のように指定してください。もちろんこの場合でもコンマ区切りで複数のメールアドレスが指定できます。

 この項目には最大で255文字までの文字列が入力できます。それより多くのメールアドレス別名を登録することはできません。



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