全般的な設定・メール表示(Ver5.70対応版)
 秀丸メールでは、「新規メール」などで出てくるメール作成用のウィンドウのことを、「メールエディタ」と呼んでいます。さらに、受信したメールをダブルクリックして出てくるウィンドウのことも、便宜上、メールエディタと呼びます。 秀丸メール本体ウィンドウを3枠区切りで使う場合の、メール内容を表示している部分も、一応同じメールエディタの仲間と解釈してください。(編集できなくてもメールエディタと呼びます)

 秀丸メールでは、受信したメールであっても「設定・編集の許可」をすれば編集できてしまうので、明確に、「ここはメールを表示する所、ここはメールを編集する所」という区別がありません。なので、とにかくメール内容が表示されてる部分は全部「メールエディタ」と解釈してください。

送信時の自動折り返し(「表示・自動折り返し」がONの場合)
本文の自動折り返し桁数
 送信するメールでの、本文の折り返し桁数を指定します。一般的に、72桁程度で折り返すのがいいです。

補足:
 自動折り返ししたくない場合は、「新規メール」などのメールエディタ上で、「表示・自動折り返し」を実行して自動折り返し自体をOFFにするか、または、「編集・現在行の折り返し禁止」コマンドを使ってメール中に任意の部分を折り返し禁止にすることができます。


注意:
 自動折り返しして表示される部分には、秀丸メールの上では改行文字は入ってませんが、送信して相手に届くメールには改行文字が入ります。




引用行の自動折り返し桁数
 「返信メール」などのコマンドで、返信元メールの本文を「>」の記号付きで引用する場合の、その行についての折り返し桁数を指定します。一般に、本文の折り返し桁数よりも大きめの値にしておくと、見た目的によくなります。


メール表示についての設定の原則
 メール表示についての設定を単純に行うか、または、受信系メールと送信系メールとで別々に設定するかどうか指定します。
 例えば、受信したメールを表示する時は小さいフォントでいいけども、送信するメールを編集する時には大きいフォントにしたいとか、そういう場合は受信系メールと送信系メールとで別々にメールエディタ設定する必要があります。
 「受信系メールと送信系メールとで別々に設定する」にすると、ウィンドウ左側の設定一覧の中に、「送信系メール」と「受信系メール」のそれぞれの設定ページが出現します。
 「メールの種類に関係なく、共通の設定とする」にした場合には、そこの「フォント等...」ボタンを押すなどして設定をします。

補足:
 設定を共通にしても、自動折り返しON時の折り返し桁数については、送信系メールと受信系メールとで別々の指定となります。




送信用メールにCc欄を用意する / Bcc欄を用意する
 このオプションをONにすると、送信用のメールに最初から「Cc:」欄または「Bcc:」欄が用意されます。ここがOFFの場合には、ヘッダと本文の区切り位置で、Alt+下矢印キーによる入力補助メニューからCc:やBcc:ヘッダを追加したり、 あるいは手で「Cc:と文字入力することでヘッダが追加できます。


HTMLメールViewerを使う
 HTMLメールViewer for 秀丸メールを使ってHTMLメールをインライン表示させたい場合はここのオプションをONにします。というか、HTMLメールViewer for 秀丸メールをインストールすると、勝手にここのオプションがONになります。
 HTMLメールViewer for 秀丸メールをインストールしてない場合はここのオプションをONにすることは出来ません。


HTMLメールViewerの設定
 HTMLメールViewerの設定ダイアログボックスを呼び出します。
 HTMLメールViewer側の設定が変更されても、その設定変更は秀丸メール側では関知しないので、設定の変更を秀丸メール側に反映させるには、一度他のメールを選択してからもう一度元のメールを選択しなおすとか、あるいはエディタ・ウィンドウを一度閉じてからまた開き直す等の操作が必要な場合があります。



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