自動折り返し(Ver5.70対応版)
 このコマンドは、現在表示(または編集)しているメールを折り返して表示するかどうかのモードを切り替えます。
 折り返すかどうかの設定は、メールごとに存在していて、一度モードを切り替えるとそのメールを次回見た時にも前回の状態で表示されます。
 送信用のメールや未送信のメールの場合には、ここで設定した折り返しモードが、送信の時の自動改行の処理に反映されます。「自動折り返し」がONのメールは、画面上での折り返し位置に改行コードが挿入されて送られます。 一方、OFFのメールは自動での改行挿入は行われずに、そのままの状態で送られます。

 一般的に、インターネット上での電子メールは80桁未満で折り返します。したがって、普通の場合、「自動折り返し」はONにしておくことをおすすめします。

 メール全体ではなく、特定の行に限って折り返しを禁止したい場合には、メールエディタ・ウィンドウ中の「編集・現在行の自動折り返し禁止」コマンドを使ってください。 設定している桁数より長いURLをメールで送信したい場合などに、その行だけ折り返さないように設定するとよいでしょう。受け取った相手がメールに書かれたURLをそのままクリックできるようになります。

 送信系メールでの、「自動折り返し」がONの場合の折り返し桁数は、「全般的な設定・メール表示」の「送信時の自動折り返し」で指定することができます。受信系メールの場合、自動折り返しをONにすると、標準の設定ではウィンドウの幅で折り返されます。 または、「全般的な設定・メール表示」の「受信系メールと送信系メールとで別々に設定する」をONにした上で、「全般的な設定・メール表示・受信系メール/ログ」の所で固定桁数を指定することも出来ます。



制限事項:
「自動折り返し」がOFFの場合でも、秀丸メール側の制限により、極端に長い行は自動的に折り返して表示します(約1000文字程度)。



戻る