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メールのエクスポート・ダイアログボックス(Ver5.70対応版)
注意事項!
秀丸メールでは、受信したメールを画面に表示するのに都合のいい形(デコードした形)で保持しています。従って、受信したメールをエクスポートする場合、受信した元の形のメールとは少々異なる形式で出力されます。
具体的に異なる例は以下の通りです。
- HTMLメールのHTML部分は出力されません。テキスト形式でのみ出力されます。
- ヘッダの並び順は秀丸メールが勝手に入れ替えてしまいます(具体的には「全般的な設定・メール表示・ヘッダ」の所で指定した並び順になります)。
- 電子署名されたメールの電子署名が不一致となる可能性が非常に高いです。
- BASE64やquoted-printableなどのエンコード方式は完全に置き換わってしまいます。
- 秀丸メールが対応していない形式のメール(例えばS/MIME形式の暗号化メール、vCardの添付ファイル)はうまくエクスポートできません。また、秀丸メールが解釈しない一部の情報が破棄される可能性があります。
元の形式のまま忠実にエクスポートしたい場合は、受信ログをエクスポートしてください。受信ログは、「アカウント毎の設定・上級者向け・ログ」で適当な期間で受信ログを作成するよう指示しておけば作成されます(標準では二ヶ月分の受信ログを作成します)。
受信ログを参照するには、「全般的な設定・フォルダ」の「表示するフォルダ」で「受信ログフォルダを表示する」をONにしてください。
以下、ダイアログボックスについてのヘルプ
- 形式
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エクスポートで出力するデータの形式を指定します。
「秀丸メールテキストファイル」は、秀丸メールのメール内容をバックアップするときに便利な形式です。複数のメールを「Ctrl-L !」で区切って出力します。
「UNIX MBOX(「From」区切り)」は、メール内容の行頭に「空白From空白」がある場合に、完全に元通りに復元できない可能性のある形式です。その場合、その行の先頭の空白が除去されてしまったり、
メールソフトの種類によっては「From」区切りをうまく認識しなかったりするかもしれません。
「1メール1ファイル形式(.eml形式)」は、1つのメールを1つのファイルで出力する形式です。
一般に、他のメールソフト側でインポートさせる用にエクスポートする時は、UNIX MBOX形式か、または1メール1ファイル形式にするのがいいです。
- ファイル名の形式
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1メール1ファイル形式でエクスポートする場合の、ファイル名の生成法則を指定します。
「連番タイプ」にすると、ExportXXXXX.emlのようなファイル名(XXXXX部分は適当な数字)となります。
「Subjectヘッダから生成」にすると、Subject:ヘッダの内容をそのままファイル名にします。ただし、ファイル名が長くなりすぎる場合やファイル名が重なってしまう場合は適当に変更されることもあります。また、ファイル名として使えない文字も適当に変換されます。
「Date + Subject」にすると、Date:ヘッダに入っている日付/時刻がファイル名の先頭に入り、その後Subject:ヘッダの内容が入ります。
- タイムスタンプ=送受信日付
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1メール1ファイル形式でエクスポートする場合の、ファイルのタイムスタンプ(最後に書き込みされた時刻)をどうするか指定します。
ここをONにすると、1つ1つのメールの送受信日付/時刻をファイルのタイムスタンプとするようになります。
- エンコードする
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メールの内容を秀丸メールの表示しているそのままの形式で出力するか、またはインターネットのサーバー上でやりとりしている本来の形式(エンコードされた形式)で出力するのかを指定します。
一般的に他のメールソフトとやりとりするためには「エンコードする」としないと都合が悪い場合が多いです。単純にテキスト形式で参照したいだけならエンコードしない方がいいです。
「エンコードする」をOFFにした場合には、メールの文字コードはShift-JISのまま出力されます。
- 添付ファイルも出力する
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添付ファイルも出力するかどうか指定します。ここをONにするためには、「エンコードする」もONにしないといけません。
ただし、HTMLメールはうまく出力できません。
- X-Attach:ヘッダ出力
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ここのオプションをONにすると、X-Attach:ヘッダの中身をファイル名のみに変換してエクスポートされる先のメールに出力します。(V5.60β15から追加)
エンコードしない場合、または添付ファイルを出力しない設定の時で、どういう添付ファイルがついていたのか記録したい場合にONにすると便利です。
- 自動折り返し部分に改行文字を入れる(送信系メールでのみ)
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送信系メールをエクスポートする時に、自動折り返し部分に実際に改行文字を入れるかどうか指定します。
エクスポート・コマンド
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