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簡単Q&A集(Ver6.14対応版)
- ●新規メールにいつもCc:ヘッダを表示させたい。
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「全般的な設定・メール表示」で、「送信用メールにCc:欄を用意する」をONにしてください。
- ●送信用メールのヘッダ部分を壊してしまったが、修復できない。
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送信用メールのヘッダ部分を間違って編集すると、Deleteキーなどで修復することができない場合が多いです。修復したい場合には、できるだけ「編集・やり直し」コマンドを使ってください。
やり直しも効かない場合には、問題のあるヘッダ部分全体(ヘッダ部分の先頭から次の行の先頭まで)を範囲選択して「削除」してください。行全体を完全に含んでいる場合にはうまく削除できます。
ヘッダ部分に新しいヘッダを追加したい場合には、ヘッダ部分と本文部分の区切り部分に文字を入力してください。
ヘッダ部分中に空行を入れてしまった場合には、その行全体を範囲選択して削除してください。
- ●新規メールの「Subject:」や「To:」などの並び順を変えたい。
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「設定・全般的な設定・メール表示・ヘッダ」の「送信用メールの時」の中でのヘッダの表示順序を手で書き換えてください。
- ●メールが文字化けしていたり、添付ファイルが壊れたりしている。
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秀丸メール側のメール解析処理がおかしいのか、それともメール自体がおかしいのかは、「検索・関連するメール・ログをOutlook Expressで開く」コマンドを使えば確認できます。
Outlook Expressで開いた結果も秀丸メールと同様である場合には、そのメール自体がおかしいということです。Outlook Expressで正しく表示できる場合は秀丸メール側の障害である可能性があるので、できれば作者までご連絡ください。
- ●コンピュータ・ウィルスが心配な場合。
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個別の添付ファイルをウィルスチェックしたい場合には、添付ファイルのアイコン上でマウスの右ボタンを押してください。ウィルスチェックソフトが入っていて、ソフト側の機能として対応していれば、ウィルスチェックのためのコマンドがメニューに表示されます。
秀丸メールの受信したメールすべてをチェックしたい場合には、秀丸メール用のホームディレクトリ配下をすべてウィルスチェックしてください。秀丸メールはメールに含まれている添付ファイルをファイルとして取り出し、
各アカウント配下の「受信添付」フォルダの配下に普通のファイルとして置いておきます。特にメールソフトに対応したウィルスチェックソフトを使わなくても、そのまま普通にウィルスチェックできます。
- ●受信の時に極端に時間がかかる。
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アンチウィルスソフトを使っていると、秀丸メールの受信の動作が極端に遅い場合があります。「全般的な設定・ウィルス対策」の「アンチウィルスソフトのリアルタイム検索をなるべく高速動作させる」をONにすると解決することが多いです。
さらに、出来ればアンチウィルスソフト側の設定で、テキストファイル(.txtファイル)をリアルタイム検索の対象外となるよう設定すれば、秀丸メールの動作はかなり速くなります。
Windows2000/XPの場合で、インデックスサービス(Indexing Service)が裏で動作していると、それによって秀丸メールの動作が極端に遅くなることがあるようです。インデックスサービスを停止させてしまうか、またはドライブのプロパティで、
「このディスクにインデックスを付け、ファイル検索を速くする」のオプションをOFFにしてください。
他に、ハードディスクに不良クラスターが発生していると、秀丸メールに限らずWindowsの動作が極端に遅くなる場合があります。ハードディスクの検査などしてみると復旧するかもしれません。
- ●テンプレートでは物足りない。
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原則として、テンプレートでできない範囲のことはマクロを使ってください。「マクロ・マクロ登録」で、「送信用エディタ起動時」に登録すれば自動的にマクロを起動させることもできます。
- ●送信ができない。受信ができない。
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送受信関係でのトラブルについては、パスワードが間違っている、メールサーバーの指定が間違っている、あるいはプロバイダー会社側の都合でメールサーバーがお休みしているなど、いろいろなケースが考えられます。
プロバイダー会社側で電話サポートなどをしている場合には、できるだけ窓口にご相談されることをお勧めします。
秀丸メール側の動作が疑われる場合には、一度Outlook Expressなど他のメールソフトを使って送受信できるかどうか試してみるとよいでしょう。
アンチウィルスソフトやパーソナルファイヤウォール系ソフトを使っている場合は、そちらも疑ってみてください。
- ●秀丸メールをバージョンアップしたら受信できなくなった。
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ZoneAlarm等の、いわゆるインターネットセキュリティ/パーソナルファイヤウォール系ソフトをインストールしていると、そのソフトの影響で、秀丸メールの送受信が拒否されてしまうことがあります。
特に秀丸メールをバージョンアップした後で症状が出る場合が多いです。
それらのソフト側で秀丸メールを正しく登録しなおすか、または使わない場合は完全にアンインストールしてください。(たとえファイヤウォール系ソフトを起動してなくても、アンインストールしない限り動作しつづける場合が多いです。)
- ●複数フォルダにまたがったメールをスレッド表示させたい。
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V5.52からの機能追加:「検索・関連するメール・このメールのスレッドを検索」または「検索・関連するメール・このメールのスレッドをメニュー表示」コマンドを実行するか、またはメール一覧枠中の右上に2つあるボタンの左側のボタンを押すと、今現在選択してるメールについてのスレッドを表示することが出来ます。現在アカウントの中であれば、複数フォルダにまたがったメールであってもスレッド表示します。
V5.52未満でのヘルプ記述:
特定の人とやりとりしたメール(受信メールと送信済みメール)をまとめてスレッド表示させたい場合には、やりとりしたメールのどれか1つを選択して、「検索・メールアドレス検索」を実行します。そして、そのまま「アカウント内検索」ボタンを押し、
表示される検索結果で「スレッド表示」をしてください。
メールアドレス以外にも、何らかの条件で関連するメールを検索できる場合には、「検索・検索して一覧作成」をしてからスレッド表示することができます。
特定の条件で抽出することができない場合には、「検索・関連するメール」メニューの中の「返信元または転送元メール」や、「このメールへの返信メール」などのコマンドを使ってください。
- ●受信したメールを一括して編集したい。
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秀丸メールで受信したメールは、すべてShift-JIS文字コードに変換された普通のテキストファイルで保存されています。メールの区切りは「Ctrl-L !」で、メール中の行頭のCtrl-Lは、Ctrl-L2つに変換されています。
この形式さえ理解すれば、秀丸エディタなどを使って好きなようにメールを加工することができるはずです。
メール用のファイルを秀丸メール以外で編集する場合には、できるだけ秀丸メールを終了させた状態で実行してください。そうしないと秀丸メールがメールを表示する時に「内部エラー」が発生することがあります。
ただし、内部エラーが発生しても自動的に修復する作りになっているので、メール用のファイルが壊れてしまうことはありません。
- ●秀丸メールの起動が遅い。
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複数のアカウントを展開する状態で秀丸メールを起動すると、それらアカウント全部についてのフォルダ階層を生成するのに時間がかかります。なるべくアカウントを折りたたんでおくか、または、「全般的な設定・フォルダ」の「アカウント/フォルダの自動折りたたみ」中の「現在のアカウント以外を自動的に折りたたむ」をONにして運用してください。
その他、秀丸メールの起動も含めて動作全般を高速にするには、
- Windows2000/XPでの、いわゆる「インデックスサービス」を停止させる。Windows Vista / 7の場合はWindows Searchを停止させる。
- 「アカウント毎の設定・使用状況」の中にある「断片化されたメール用ファイルを結合する」を使う。
- アンチウィルスソフトのリアルタイム検索対象ファイルがもしもすべてのファイルを対象になっている場合は、テキストファイル(.txtファイル)をリアルタイム検索の対象外とする。
- ハードディスクをこまめにデフラグする。
などの一般的な高速化対策をお勧めします。
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