全般的な設定・メール表示・詳細(表示関係)(Ver6.14対応版)
送信系メールで、表示上に限ってウィンドウ幅で折り返す
 送信系メールの場合で自動折り返しをOFFにした場合、普通だと、1行が非常に長い場合に、その行の内容がウィンドウの右側にはみ出して見えなくなってしまいます。ここのオプションをONにすると、自動折り返しOFFの場合でも画面上はウィンドウ幅で折り返して表示するようになり、非常に長い行でも横スクロールせずに読めるようになります。
 ここのオプションをONにすると、画面上では自動折り返しされてても実際に送信されるメールはそうならないので、その点注意が必要です。

 ここのオプションをONにると、例えば自動折り返しありで72桁程度で折り返し表示されてるメールであっても、もしもウィンドウの幅が72桁よりも小さい場合はウィンドウ幅で折り返し表示されます。この場合も実際に送信されるメールと画面上の折り返し桁数が一致しないので、ご注意ください。

補足:

 送信系メールで、余計な改行コードを入れて整形されてしまうのを防ぐ方法が、現状3つあります。1つは「表示」メニューの「自動折り返し」をOFFにする方法。もう1つは「編集」メニューの「現在行の自動折り返し禁止」を使って特定の行だけ自動折り返し禁止にする方法。さらに「設定・送信用の特別設定...」の中にある「自動折り返し部分に改行コードを入れない」もあります。
 このうち、最初の2つのやり方では、メールを作成するウィンドウ上で、行が自動折り返しされずに表示されるために、画面上でメールが非常に見にくくなります。送信するメールには余計な改行コードは入れたくないけども、メールを作成する画面上では自動折り返ししたいってニーズがあります。
 このニーズを実現するためにこのオプションがあります。このオプションをONにすると、自動折り返ししない行でも画面上ではウィンドウ幅で自動折り返しして表示してしまいます。

 このオプションをONにすると、自動折り返しがONなのかOFFなのか、画面上で見分けにくくなります。タイトルバーに[自動折り返しなし]が出てるか、改行文字の矢印の向きが下向きか右下向きか等で判断してください。


送信済みメールは受信メール用の設定で表示する
 送信済みメールは、普通、送信系メール用の設定で表示されますが、このオプションをONにすると、受信メールと同じ設定で表示します。(ただ折り返し桁数を除く)
 送信済みメールを受信フォルダの配下に移動して閲覧している人にはこの方が便利です。
 このオプションをONにしていても、送信済みメールをメールエディタで開いて「編集を許可する」とした場合には、送信系用の設定に切り替わります。
 このオプションは、「全般的な設定・メール表示」の「メール表示についての設定の原則」が「受信系メールと送信系メールとで別々に設定する」になっている場合に限って効果のあるオプションとなります。


秀丸メール本体ウィンドウ上では常に受信メール用の設定で表示する
 送信済みメール、未送信メールも含め、秀丸メール本体ウィンドウ上で表示する場合は常に受信メール用の設定で表示するかどうかを指定します。こちらのオプションについても、折り返し桁数については例外で、送信系メールの折り返し桁数はあくまで送信系メール用の折り返し桁数での表示となります。
 送信前のメールを受信した時のイメージで確認したい場合には、このオプションをONにすると便利です。
 このオプションも、「全般的な設定・メール表示」の「メール表示についての設定の原則」が「受信系メールと送信系メールとで別々に設定する」になっている場合に限って効果のあるオプションとなります。


秀丸メール本体とエディタとで、ヘッダ表示モードを別々に保持する
 ここのオプションをONにすると、秀丸メール本体上でのヘッダの「表示しない/簡略表示/すべて表示」のモードと、メールエディタ上でのモードを別々に保持します。例えば秀丸メール本体ウィンドウ上ではメール本文のみを表示させて、 メールエディタで開いたらヘッダ部分も表示させるような使い方が出来ます。


秀丸メール本体側で表示するときのフォントサイズ
 メールエディタでのフォントサイズとは別に、秀丸メール本体側でのフォントサイズを指定したい場合に、ここでサイズを指定してください。


引用行のカラー表示
 引用行のカラー表示での、引用行としての対象を指定します。普通は「>」または全角の「>」で始まる行が対象となりますが、これに加えて「|」で始まる行や、 「hoge>」のように相手のメールアドレスの一部を先頭に入れた形での引用もカラー化するかどうか指定します。
 カラー化の範囲を広げると、その分、余計な部分までカラー化されてしまうケースが多くなります。


行番号の計算方法
 メールエディタ・ウィンドウ右上のカーソル位置表示での行番号および、行番号表示がONの時の行番号の計算方法を指定します。
 「折り返しも1行とする」にしておくと、見た目上での行をそのまま1行1行カウントします。
 「改行だけを数える」にしておくと、改行文字によって改行された行を1行とカウントします。


閲覧系メールエディタでの初期のカーソル位置
 受信したメールなどをメールエディタで開いた時に、カーソル位置をどこにするかを指定します。



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