アカウントごとの定期受信の設定(Ver6.14対応版)
定期的に受信する対象アカウントとする
 定期受信の対象アカウントかどうか指定します。ここで指定しなくても、「定期的な受信」ダイアログボックス中の対象アカウントのチェックマークをON/OFFすれば同じことになります。


定期的な受信のうち、n回に1回の割合で受信する
 特定のアカウントに限って定期受信の間隔を長くしたい時、ここの設定で間隔をn倍指定することができます。


新着メールがあっても音を鳴らしたりアイコンを変化させたりしない
 普通何かメールを受信すると、アイコンが変化したり、設定によっては音が鳴ったりします。ここのチェックボックスをONにしておくと、このアカウントに限ってそういう動作をしなくなります(ただし、あくまで定期受信の時のみ)。

 参考:「アカウント毎の設定・上級者向け・その他」にある「定期受信時、新着メールがあっても音を鳴らしたりアイコンを変化させたりしない」というオプションは、ここのオプションと共通です。


IDLEコマンドを使って新着メールを監視する
 IMAP4サーバーの場合で、いわゆる「IDLE」コマンドを使って新着メールを監視するかどうか指定します。
 ここのオプションをONにすると、メールサーバーからメールを受信する処理の最後にIDLEコマンドを発行して、秀丸メールはそのままメールサーバーとの通信を接続したままにします。そして、メールサーバーから何かデータが送信されてきたら、それは新着メールがメールサーバーに届いた合図であるということで、そのタイミングで定期受信を自動実行します。結果、定期受信の間隔を待たずに新着メールが随時確認出来る形になります。
 作者の所では、とりあえずGmailでだけ動作確認しています。メールサーバーにメールが届くと即座に反応するという訳でもなくて、1〜2分くらい経過してから新着の合図が届くような感じのようです。(こちらでテストした限りでは)


 ここのオプションをONにしても、一度受信の動作が実行されないと新着メールの監視状態に入らないので、それだけ注意が必要です。あと、新着メールの監視状態になると、フォルダ枠中でのアカウント名の右側に、「(新着監視中)」の表示がなされます。それとさらに注意点として、新着監視の状態に入るためには受信が一度最後まで正しく実行される必要があって、例えば受信中にPauseキーを押して中断したり、受信中に何かエラーがあったりすると、その後は新着監視の状態でなくなってしまいます。

 ここのオプションは、「アカウント毎の設定・メールサーバー・POP3/IMAP4」のページにもあります。単にアカウント毎設定のページにもあるだけで、オプションが2種類ある訳ではありません。


Ver5.79仕様変更
 秀丸メールのVersion 5.79β10から、ここのオプションをONにした時の動作について1点仕様変更があります。Version 5.79β10からは、ここのオプションをONにしておくことによって、メールサーバーから新着メールの通知が来ない限りは定期受信のタイミングでも受信をしないようにしました。IMAP4サーバーが新着の通知をしてこない限り、受信を試みることが自体が無くなります。
 これによって、新着メールが無い限りは通信量(トラフィック)を大幅に減らすことになります。ただし、もしもIMAP4サーバーが正しく新着メールの通知をしてくれないと、秀丸メール上には全然メールが届かないことになります。この点もご注意ください。



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