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SetWindowMoveHook, ReleaseWindowMoveHook関数(TKInfo.dll)(Ver6.01対応版)
SetWindowMoveHook関数はこの後表示するウィンドウの位置を無理矢理動かす用の仕掛け(いわゆるフック)をセットします。
ReleaseWindowMoveHook関数は、SetWindowMoveHook関数でセットしたフックを除去します。
一般には、SetWindowMoveHook関数を呼び出した直後に何かメッセージボックスやダイアログボックス等を表示させる処理(Bypass_MessageBox関数呼び出しなど)を実行させて、その直後にReleaseWindowMoveHook関数呼び出しをするような使い方をして、それによって、例えばメッセージボックスを指定された位置に表示させるようなことを実現します。
SetWindowMoveHook関数呼び出しとReleaseWindowMoveHook関数呼び出しは同じ秀丸ウィンドウ上で実行する必要があります。
ReleaseWindowMoveHook関数呼び出ししないままマクロを終了させてしまうと誤動作の可能性があります。
- SetWindowMoveHook関数のパラメータ
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パラメータ1にX座標、パラメータ2にY座標を指定します。Windowsでは画面の左上が0,0の位置になっていて、Y軸は下方向に向かってプラスの値を取るようになっています。
- 返り値
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返り値には特に意味はありません。
例 |
loaddll "tkinfo.dll";
#n = dllfunc("SetWindowMoveHook", 100, 100);
#n = dllfunc("Bypass_MessageBox", hidemaruhandle(0), "メッセージ", "タイトル", 0x40 );
#n = dllfunc("ReleaseWindowMoveHook");
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