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SelectAdrBook関数(TKInfo.dll)(Ver6.01対応版)
SelectAdrBook関数は、AdrBook関数と同じようにアドレス帳を起動しますが、そこで選択された宛先を関数の返り値として返します(エディタ中の「To:」欄などには反映しません)。
SelectAdrBook関数で起動したアドレス帳は必ず選択モードとなります。
- パラメータ1(数値型)
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アドレス帳ウィンドウの親ウィンドウのハンドルを指定します。特に特定のウィンドウハンドルを指定する必要が無い場合は0を指定してください。0を指定すると現在のアクティブウィンドウが親ウィンドウと見なされます。
田楽DLLでダイアログボックスを出している場合などで、そのダイアログボックスを出したままアドレス帳を出したい場合などは、その田楽DLLで出しているダイアログボックスのウィンドウハンドルを指定する必要があるかもしれません。
- 返り値(文字列型)
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選択された宛名を含む文字列です。ここの文字列の形式は、宛名欄に表示されている文字列そのものから余計な改行を除去した物となります。具体的な内容については実際にサンプルマクロを作って確かめてください。
ダイアログボックスをキャンセルした場合や、何も宛名を入れなかった場合は""を返しますが、場合によっては"To: "だけのような形式の文字列を返すこともあります。
秀丸メールのアドレス帳は8000バイトを超えるような大量のメールアドレスでも大丈夫なようにできていますが、秀丸エディタのマクロでの文字列変数は8000バイト程度しか記憶できません。
しいてチェックするなら7900バイト程度を越えたかどうかでエラー扱いにする等のチェックを入れてください。
例 |
$s = dllfuncstr( "SelectAdrBook", 0 );
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