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NextPrevCustom関数(TKInfo.dll)(Ver6.01対応版)
NextPrevCustom関数は、秀丸メールの閲覧関係の設定に関係なく、細かいオプション指定で「次のメール/次の未読メール/次の未読ページ/次のマーク」系および「前の××」系コマンドを実行します。
- パラメータ1(文字列型)
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次のメール(または前のメール、または上のメールまたは下のメール)の対象を指定します。ここのパラメータも含めて、文字列形式のパラメータは大文字でも小文字でもかまいません。
"" | 進行方向の一番近いメール |
"Neighbor" | "" と同じ |
"Unread" | 未読メール |
"Mark" | マークしたメール |
"findflag" | SetFindPack関数でflag=で指定した条件にマッチするメール(詳細は後述) |
- パラメータ2(文字列型)
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進行方向を指定します。
"down" | 下方向 |
"up" | 上方向 |
"next" | メール一覧のソート方法が逆順(▲)の場合は上方向、そうでない場合は下方向。ただし、フォルダをまたがる場合のフォルダの方向は下。 |
"prev" | メール一覧のソート方法が逆順(▲)の場合は下方向、そうでない場合は上方向。ただし、フォルダをまたがる場合のフォルダの方向は上。 |
- パラメータ3(文字列型)
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ページ単位で移動するか、またはメール単位かを指定します。
"" | メール単位 |
"Mail" | メール単位 |
"Page" | ページ単位。進行方向が"down"または"next"なら次ページ、そうでなければ前ページ。 |
- パラメータ4(文字列型)
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フォルダのまたがり方についてのオプションを指定します。
"" | 何もしない(フォルダをまたがらない) |
"Roll" | フォルダ内を一周する |
"Over" | フォルダをまたがる |
"Query" | 進行方向の問い合わせメッセージを出す |
"Super" | 未読があればフォルダ内を一周、無ければフォルダをまたがる。ただし、一周できない場合は常にフォルダをまたがる。 |
"RollAccount" | フォルダをまたがりつつ、アカウント内を一周する |
"RollAll" | フォルダをまたがりつつ、全アカウントを一周する |
"RollFolderAccount" | フォルダ内を一周しつつ、アカウント内を一周する |
"RollFolderAll" | フォルダ内を一周しつつ、全アカウントを一周する |
- パラメータ5(数値型)
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パラメータ1に"findflag"を指定してる場合でフォルダをまたがって検索する時に、ゴミ箱フォルダを対象外にするかどうか指定します。0を指定するとゴミ箱フォルダも含めて検索し、1を指定するとゴミ箱フォルダを除外します。
パラメータ5を省略すると、0が指定されたことと見なされます。
- パラメータ1に"findflag"を指定した場合の動作について
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パラメータ1に"findflag"を指定した場合、SetFindPack関数でセットされる検索条件のフラグ指定にマッチするメールを探す動作となります。具体的には、SetFindPack関数で"flag=XXXX"のような指定をして、それにマッチするメールを探すことになります。
"findflag"を指定する場合は、直前にSetFindPack関数を呼び出して、検索したいメールのフラグを指定してください。flag=以外の指定については無視されます。
例 |
#n = dllfunc("SetFindPack", "flag=mark");
#n = dllfunc("NextPrevCustom", "findflag", "down", "", "Over", 1);
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- 返り値(数値型)
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何らかのメールを選択できた場合は1、失敗した場合は0を返します(NextUnreadCustom等と違って、値を返します)。
また、V2.20より、同一メール内でページが進んだだけの場合に1を返すように修正しました(V2.19以下ではページが進んだだけの場合に0を返します)。
例 |
#n = dllfunc( "NextPrevCustom", "unread", "next", "mail", "over");
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