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GetFolderPropXXX / SetFolderPropXXXX フォルダ毎の設定関係関数(TKInfo.dll)(Ver5.78対応版)
フォルダ毎の設定を参照したり書き換えたりする、以下の関数があります。
GetFolderPropAccountSpecify
GetFolderPropName
GetFolderPropEmail
GetFolderPropReplyTo
GetFolderPropOrganization
GetFolderPropBcc
GetFolderPropFlags
SetFolderPropFlags
GetFolderPropFindPack
GetFolderPropFindFolder
GetFolderIcon, SetFolderIcon(別ページ参照)
GetFolderPropAccountSpecify関数は、今現在選択しているフォルダの「フォルダ毎の設定・アカウント設定」の「フォルダ毎のアカウント情報の設定」の値を返します。「指定しない」なら0、「上位フォルダの設定を引き継ぐ」なら2、「フォルダ毎に指定」なら1を返します。返り値は数値型です
GetFolderPropName関数は、フォルダ毎の設定で書き換えられた後の「設定・アカウント毎の設定・個人情報・差出人の情報・名前」を返します。フォルダ毎の設定で何も書き換えてない場合はアカウント毎の設定そのままが返ります。
GetFolderPropEmail関数は、同様に差出人のメールアドレスを返します。
GetFolderPropOrganization関数は、同様に差出人の所属を返します。
GetFolderPropReplyTo関数は、同様に差出人のReply-Toヘッダ指定を返します。
GetFolderPropBcc関数は、同様にBccヘッダ指定を返します。
GetFolderPropFlags関数は、フォルダ毎設定での内部的に保持されてるフラグの値を返します。返す値はビットをorした値です。以下の値のORとなります。
未読メールがあっても太字表示しない … 1
検索フォルダ … 0x10
検索フォルダで、フォルダを選択したら検索ダイアログボックスを表示させる … 0x20
検索フォルダで、リアルタイムに更新する … 0x40
メール一覧の列幅を固有にする … 0x80
HTMLメールのインライン表示を禁止する … 0x100
SetFolderPropFlags関数は、フォルダ毎の設定での各種フラグを、パラメータで指定したフラグに書き換えます。ただし、「検索フォルダかどうか」のフラグだけは書き換え出来ません。(そこのフラグだけ無視されます)
GetFolderPropFindPack関数は、検索フォルダでの検索条件の式を返します。
GetFolderPropFindFolder関数は、検索フォルダでの検索対象フォルダの文字列を返します。
- パラメータ
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SetFolderPropFlags関数には、フラグを指定するパラメータ(数値型)が1つあります。他の関数にはパラメータはありません。
- 返り値
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GetFolderPropAccountSpecify関数の返り値は数値型で、0〜2の値となります。
GetFolderPropFlags関数の返り値も数値型です。
SetFolderPropFlags関数は、成功したら1、失敗したら0の数値型の値を返します。
その他の関数の返り値は文字列型です。
例 |
message str( dllfunc("GetFolderPropAccountSpecify") );
message dllfuncstr("GetFolderPropEmail");
message dllfuncstr("GetFolderPropName");
message dllfuncstr("GetFolderPropOrganization");
message dllfuncstr("GetFolderPropReplyTo");
message dllfuncstr("GetFolderPropBcc");
message str(dllfunc("GetFolderPropFlags"));
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