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TKInfo.dllの使い方(Ver5.78対応版)
TKInfo.dllは、マクロから秀丸メールといろいろなやりとりをするためのDLLです。マクロのloaddll文を使って呼び出すことができます。
例えば、返信メールの中で、返信元メールの件名部分を取り出すには、
loaddll "TKInfo.dll";
$subject = dllfuncstr( "RootHeader", "Subject:" );
message $subject;
のように使います。
- 補足
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秀丸エディタでのloaddll文は、秀丸エディタが切り替わった場合にはその秀丸エディタ上でもう一度loaddllしないといけない仕様ですが、秀丸メール側ではメールエディタが切り替わってもloaddllしなおす必要はありません。マクロの最初で一回loaddllするだけで十分です(1つのプロセス内で複数のエディタがマルチスレッド動作しているため)。
マクロ終了時にfreedllする必要もありません。なぜかというと、tkinfo.dllは秀丸メール側のテンプレートの処理で内部的にロードされっぱなしの状態になっているので、freedllしても実際には解放されないからです。さらに、loaddll "tkinfo.dll"に失敗するケースも考えなくていいです。そのような状況ではテンプレートの処理で必ずエラーが出ているはずなので、ユーザーの人はその時点で異常に気づくはずです。
関数一覧
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