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SetQuietMode関数(TKInfo.dll)(Ver6.14対応版)
SetQuietMode関数は、秀丸メールが何らかのウィンドウを表示しても、そのウィンドウをアクティブにしないで静かに動作させる指定をします。例えば定期受信の後に自動起動されるマクロから、NewMail関数を呼ぶなどすると、
新規メール用のウィンドウが前面に出てきてしまって都合が悪いです。QuietModeをONにしておくと、生成されたウィンドウが一番裏に出てくる動作となり、パソコンの利用者が何か別の作業をしていてもじゃまにならずに済みます。
- パラメータ1(数値型)
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1を指定するとQuietModeがONとなり、0を指定すると普通の状態に戻ります。
- 備考
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QuietModeをONにしたら、マクロ終了前にQuietModeをOFFに戻してください。ただし、大抵の場合はOFFに戻し忘れても自動的にOFFに戻ります。
QuietModeがONになっていると、新規メールなどのエディタ・ウィンドウが、すべてウィンドウ並び順的に、一番奥に出てきます。なので、hidemaruhandle(1)やhidemaruhandle(2)のような、パラメータに1以上を指定するタイプのhidemaruhandle呼び出しは、
すべて失敗します。その辺、マクロを作成する上で注意が必要です。
hidemaruhandle(0)は正しい値を返します。また、setactivehidemaruも、ウィンドウハンドルを指定する分には正しく動作しますが、ウィンドウの並び順番号は指定できません。
QuietModeをONにしても、メッセージボックスやダイアログボックスが出る場合は、そのウィンドウはアクティブになって前面に出てくることが多いです。
例 |
loaddll "tkinfo.dll";
#n = dllfunc("SetQuietMode", 1 );
#n = dllfunc("NewMail");
#n = dllfunc("SetHeader", "To", "test");
#n = dllfunc("SetHeader", "Subject", "test");
#n = dllfunc("SendNow");
#n = dllfunc("SetQuietMode", 0 );
exit;
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