迷惑ワードのオンラインアップデートについて(Ver2.54対応版)
 迷惑ワードを1人1人のユーザー様が考えて登録していくのか大変です。そこで、秀丸メール作者が毎日登録している迷惑ワードをオンライン配信するシステムを用意しました。

秀丸メール Version 6.10からの新方式:
 秀丸メールのVersion 6.10から、サイトー企画のWebサーバーから最新の迷惑ワードを取得する、まったく新しい方式に変更しました。従来の電子メールで配信を受ける方式は無くなりますので、よろしくお願いします。

●オンラインアップデートの仕組み
 迷惑ワードのオンラインアップデートは、サイトー企画のWebサーバーに接続して最新の迷惑ワードを取得する仕組みになっています。Webブラウザと同じ「http」を使って迷惑ワードを取得し、それを自前の迷惑ワード用ファイルに追加登録します。

 迷惑ワードのオンラインアップデートは、迷惑メールフィルターの設定ダイアログボックスの「迷惑ワード...」ボタンの下にある「アップデート...」ボタンを押せば、その場ですぐに実行できます。
 オンラインアップデートを定期的に自動で実行させたい場合は、「その他の設定...」の中にある「迷惑ワードを自動で定期的にオンラインアップデートする」のオプションをONにしておいてください。そうすると、1週間に1回程度のタイミングで自動的に迷惑ワードが更新されます。

 迷惑ワードのオンラインアップデートは、サイトー企画のWebサーバーとして、まず1次候補として、過去ログサイト用のサーバーにアクセスします。過去ログサイト用のサーバーは常に動作してる訳ではないので、調子が悪いとアップデートに失敗する場合もあります。その場合はバックアップ用のサーバーとして、うちのホームページ用のサーバー(www2.maruo.co.jp)にアクセスします。
 ただし、定期的に自動で実行する場合は、過去ログサイトの方にのみアクセスし、失敗したら、次の日に再試行する形になります。

 サイトー企画のWebサーバーに接続する時のポート番号は82番になっています。

 過去ログサーバーのホスト名は、複数の種類のダイナミックDNSのサービスを使って指定する形になっています。ダイナミックDNSのサービスがもしも終了してしまってアクセス不能になるといけないので、複数のサービスをランダムに使う形にしています。なので、接続の度にホスト名が変わります。それで問題ありませんので、気にしないでください。

 サーバーから返す迷惑ワードのデータは、独自の方式で擬似的な電子署名がされており、それによってデータの整合性をチェックするようになっています。もしもデータが改ざんされたりサーバーがハッキングされたりした場合でも、独自方式の電子署名が解読されない限りは迷惑ワードフィルターをごまかすことは出来ません。その程度の安全対策だけしています。



エラーが起きる場合
 迷惑ワードのオンラインアップデートがうまくいかない場合、例えば表示されるエラーコードが12029の場合なら、「wininet 12029」で検索すると、そのエラーの詳細が分かる可能性が高いです。

 パソコンにインストールされてるセキュリティソフトによっては、うちのmaruo.dyndns.orgへのアクセスが拒否される場合があるようです。その場合はセキュリティソフトの設定を変更してアクセスを許可するか、またはそれが出来ない場合は、「その他の設定」の中に「代替サーバーを使う」のオプションが出てくるはずなので、それをONにするとうまくいく可能性があります。

参照:その他の設定



戻る