ブックマーク(Ver1.04対応版)
ブックマークには、フォルダだけでなくファイルやスクリプトも登録できます。

リンクバーを表示させておくと、リンクバーにフォルダやファイルをドロップして簡単に登録できます。
(アドレスバーのアイコンをドラッグすると楽)

●フォルダ登録として
最も基本的な使い方として、よく使うフォルダを登録しておくことができます。
例:
C:\Folder

ごみ箱を登録しておくとファイルをリンクバー上のごみ箱にドロップして削除できるので便利です。
例:
ごみ箱

●ファイル登録として
よく使うファイルを登録しておいて、ファイルを一発で開くことができます。
例:
C:\Folder\File.txt

●ランチャとして
実行ファイルの場合、ランチャとしての使い方ができます。(ショートカットでもOK)
リンクバーに表示させたブックマーク項目にファイルをドロップしてファイルを受渡して起動できます。
例:
C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe

%1 などを書くことでドラッグ&ドロップせずに、ファイル一覧で選択されているファイルをそのまなパラメータに渡すことができます。

%1:選択ファイル(複数可)をフルパスで、ダブルクォーテーションでくくる。
%f:選択ファイル1つだけをフルパスで、ダブルクォーテーションでくくらない。
%b:選択ファイル名のみ
%d:フォルダ
%V:フォルダ
%%:%そのもの

例:
"C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe" %1
例:
C:\Windows\System32\cmd.exe /s /k pushd "%V"

%1などを書いておくと、例えばジェスチャで「ブックマーク項目1」などからファイル選択してから中ボタンでランチャに渡す起動とかできます。
ブックマーク項目1がグループであればメニューにもなります。

●ドロップ先として
ランチャの場合も同様ですが、リンクバーに表示されているボタンにファイルをドロップできます。
よく使うフォルダへドロップすると、そこにファイルをコピー/移動できます。
よく使うアプリケーションへドロップすると、ドロップしたファイルを開きます。

●スクリプトとして
秀丸ファイラーClassic独自のオブジェクトが使えます。
例:
js:Message("テスト");
例:
vbs:Message "テスト"
例:
script:C:\Folder\Script.vbs

参照:スクリプト

●ツールバーのボタンとして
コマンド名を指定したスクリプトの記述で、ツールバーの「標準のボタン」には無いコマンドを登録できます。
[表示]→[ツールバー]→[リンク]や、[表示]→[ツールバー]→[ツール項目]を表示させておくことで、ツールバーのボタンのようにして使うことができます。
例:
js:Command("右のタブを全て閉じる");
コマンド指定のスクリプトは自分で書かなくてもブックマークのプロパティのパスの記述の右側の「>>」ボタンより、「コマンド(6)...」を選んでコマンドを指定できます。

参照:コマンド一覧

●コンテキストメニューの直接実行として
コンテキストメニューの項目名を指定したスクリプトの記述で、コンテキストメニューを出さなくても、選択したファイルに対してのコンテキストメニュー項目を直接実行できます。

ブックマークのプロパティのパスの記述の右側の「>>」ボタンより、「コマンド(コンテキストメニュー)(7)...」を選んでメニュー項目名を指定して、簡単にスクリプトを自動生成できます。

例:ZIPファイル選択時のWindows標準の解凍をボタン化する場合
js:ContextMenu("すべて展開(&T)...");

●「送る」の直接実行として
送る先を指定したスクリプトの記述で、コンテキストメニューから「送る」を選ばなくても、選択したファイルを送る操作を直接できます。
ブックマークのプロパティのパスの記述の右側の「>>」ボタンより、「コマンド(送る)(8)...」を選んで送る先を指定できます。

例:Windows標準の「送る」のZIP圧縮をボタン化する場合
js:SendTo("Compressed (zipped) Folder.ZFSendToTarget");

●まとめて開く(グループ)
ブックマークの整理でグループを作っておくとサブメニューのように使えますが、このグループを応用して、グループ内に入っているものをまとめて開くことができます。

リンクバー上のグループを右クリック、またはサイドバーのブックマーク枠のグループを右クリックして、、簡単にスクリプトを自動生成
  • 「グループ内をまとめて開く(すべて閉じてから)」
  • 「グループ内をまとめて開く(新規タブ)」
  • 「グループ内をまとめて開く(新規ウィンドウ)」
を選ぶと、グループ内に入っているフォルダの項目をまとめて複数のタブにして開くことができます。

グループのプロパティで「グループ化の方法」を設定しておくと、直接まとめて開くこともできます。
「グループ化の方法」は以下の方法があります。
  • 標準(サブメニュー)
  • 1アクション(すべて閉じてから)
  • 1アクション(新規タブ)
  • 1アクション(新規ウィンドウ)
  • サブメニュー追加(すべて閉じてから)
  • サブメニュー追加(新規タブ)
  • サブメニュー追加(新規ウィンドウ)
「1アクション」はサブメニューを展開せず、選ぶだけでまとめて開きます。
「サブメニュー追加」はサブメニュー内に「まとめて開く」の項目を追加します。

注意:
まとめて開く場合は、フォルダ項目だけが開かれます。ファイル/スクリプト/プログラムは無視されます。
グループの中のグループも無視されます。
まとめて開いて分割させることはできないです。

●アクセスキー
ブックマークの表示名に「&」を書いて、その直後に英数字を書くと、英数字がアクセスキーになります。
アクセスキーは、メニューでのみ有効です。
例:
表示名「マイフォルダ(&M)」
メニュー上ので表示「マイフォルダ(M)」






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