grepの文字数制限の警告(Ver8.30対応版)
目次動作環境検索grep− grepの文字数制限の警告
grepをしたとき、以下のメッセージが出ることがあります。
grepの文字数制限を超えて検索された可能性があります。
[動作環境]→[検索]→[grep]に回避するための設定があります。
(ヘルプ参照)
この警告は、一行が32768文字を超える行をgrep検索したときに出るメッセージで、V8.11から出るようになりました。
V8.11よりも前では一行が約2000文字を超える行で同じ問題があり特に警告は出ていませんでしたが、V8.11で出るようになっています。

警告を出す理由は二つあって、1つは検索結果をそのままコピーして使うような場合、V8.11よりも前では結果が2000文字で切れていることを気づかずにコピーして使ってしまうことを、警告で知らせるためです。
もう1つは、検索文字列がとても長いときにヒットしないことがあるためで、正規表現を使う場合は検索対象が長くなることがありうるので警告を出しています。

設定で動作を変える方法があって、[その他]→[動作環境]の左下の「上級者向け設定」をONにして、[その他]→[動作環境]→[検索]→[grep]の「常に文字数制限等を解除した状態で実行(遅くなります)」をONにすると回避できる方法があります。
ただ動作が遅くなってしまいます。


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