タブモードの詳細(Ver8.22対応版)
目次動作環境ウィンドウ− タブモードの詳細
デザイン
アイコン表示
 タブの左に関連付けされたアイコンと同じアイコンを表示します。

描画方法を指定
 描画方法を明示的に指定します。
 「アクティブに線」を指定すると、WindowsXPでのタブ風の描画になります。
 「アクティブの面に色」を指定すると、アクティブなタブの面全体に色が付くようになり、アクティブなタブがどれかを一番見分けやすくなります。
 「クラシック」を指定すると、Windows98自体のようなシンプルなタブの色になります。
 「VisualStyle」を指定すると、Windows Vista/7の場合は、いわゆる「エアロ」を使ったタブのデザインになります。ただし、Windows Vista/7側でのエアロが無効になった状態では、VisualStyleを指定しても「アクティブに線」相当で描画されます。
 「描画方法を指定」がOFFの場合、Windows側でのデスクトップテーマ(Visual Style)の種類に応じて自動的に描画方法が選択されます。

注意:ファイルタイプ別の設定の「デザイン」の所で「タブモードでのタブの色」を指定する場合、ここの指定が「アクティブに線」または「アクティブの面に色」になっているか、または「ボタン型」のオプションがONになっている必要があります。

ボタン型
 タブをタスクバーのようなボタンで表示します。

更新マーク
 ファイルを更新しているときタブ上のどのように表示するかを指定します。

フォントを指定
 フォントを指定します。

幅を固定
 指定したサイズの幅を持つタブに固定します。

タブバーの位置
 タブバーを上または下のどちらに表示するかを指定します。
 下にした場合は、XPのビジュアルスタイルは無効になって秀丸エディタの独自描画になります。

1つのとき非表示
 タブが1つのときタブバーを表示せず、非タブモードのようにします。

タブごとの閉じるボタン
 「右側に閉じるボタン(自動)」にすると、マウスカーソルがタブの上に乗ったときだけ、タブの右側に閉じるボタンを表示します。
 「幅を固定」と併せて使うと見やすいです。
 「アイコンを閉じるボタンに(常に)」にすると、「アイコン表示」をしているとき、アイコンの代わりに閉じるボタンを常に表示するようになります。

ウィンドウ幅からはみ出すとき
 「スクロール」にすると、タブがスクロールするようになります。
 「幅を自動調整」にすると、タブの数が多くなって、ウィンドウ幅に収まりきらなくなったとき、タブの幅を縮めてウィンドウ幅に収まるようにします。
 「複数段」にすると、自動的に複数段になります。


MDI風の操作
ウィンドウ右上の閉じる(X)ボタンで全終了する
 ウィンドウ右上の閉じるボタンや、Alt+F4でウィンドウを閉じようとしたとき、同じウィンドウ(同じグループ)の全ての秀丸エディタを終了します。
 分離している他のウィンドウの秀丸エディタは終了しません。
 「確認する」もチェックしておくと、2つ以上同時に閉じることになる場合はメッセージボックスが出て確認するようになります。

2つ以上開いているとき、キー割り当てした「ファイルを閉じる」コマンドを「終了」にする
 「ファイルを閉じる」コマンドは、標準のキー割り当てでCtrl+F4に割り当てられていて、通常はファイルだけを閉じて秀丸エディタは終了せずに新規状態にするコマンドです。
 このオプションをONにすると、キー割り当てした「ファイルを閉じる」コマンドが、タブの右端の小さな閉じるボタンと同様のMDI風の動作になります。
 2つ以上タブがあるときは、「終了」(タブを閉じる)になり、最後の一個は「ファイルを閉じる」(新規状態)になります

 最後の一個まで終了させたいときは、「終了」コマンドを使います。(Ctrl+F4に「終了」を割り当てるなど)

タブバーの右端に小さな閉じる(X)ボタンを表示
 小さな閉じるボタンを押すと、2つ以上開いているときは、「終了」し、1つのときは「ファイルを閉じる」になります。MDI風の操作になります。


配置
新しいタブの位置
 新規作成やファイルを開いたとき、新しくできるタブをどこに追加するかを決めます。

外部から起動するとき
 ショートカットや常駐秀丸エディタから新しく秀丸エディタが起動されるときの、追加するタブの動作を決めます。
 タブを分離しているときはウィンドウが複数あるので、「先に起動していた秀丸エディタにタブを追加」または「前面の秀丸エディタにタブを追加」でどのウィンドウにタブを追加するかを指定できます。
 「常に新しいウィンドウ」にしておくと、既存のウィンドウにはタブを追加せず、タブが1つだけの新しいウィンドウが現れます。
 秀丸エディタから秀丸エディタを起動するときは、この設定は関係なく、同じウィンドウにタブを追加します。

閉じた後にアクティブにするタブ
 ファイルがタブから消えた後にアクティブにするタブの位置を決めます。

アクティブ切り替え/順
 動作環境の配置の設定と同じです。

タブを分離して新しいウィンドウで起動
 タブモードの場合、基本的には新しい秀丸を起動すれば、その起動した秀丸は既存の秀丸ウィンドウの中に1つのタブとして追加される動作となります。ここのオプションをONにすると、既存のウィンドウとは別に新規のウィンドウを作成するようになります。

ファイルをドロップして開く時: 新規作成状態じゃない秀丸エディタのウィンドウにファイルをドラッグアンドドロップすると、そのファイルを新しいタブで開く動作となります。その時に、タブモードであっても新規ウィンドウで開くかどうかを指定します。
grepの実行で秀丸を起動する時: 同様に、grepの実行で新しい秀丸に結果を出力するケースで、その秀丸を新規ウィンドウにするかどうか指定します。
ファイルメニューから開く時/新規作成時:「ファイル・開く」コマンドや「ファイル・新規作成」コマンド実行時、およびファイルメニューの履歴からファイルを選択して新しい秀丸を起動する場合の指定です。
タグジャンプ時:タグジャンプ、ダイレクトタグジャンプの時に新しいタブを起動する必要が生じた時の指定です。
外部から起動する時:「配置」の中にある「外部から起動する時」の状態をここでもチェックボックスで表現しています。常駐秀丸から秀丸を起動する時もここの指定が効きます。


マウス操作
 タブの上でのマウス操作を変更できます。
 「ホイールアップ」「ホイールダウン」の場合は「なし(スクロール)」にすると、「デザイン」の「ウィンドウ幅からはみ出すとき」が「スクロール」の場合、タブのスクロールとして使うことができます。

互換性
互換性
 V8.00からタブモードの方式が新しくなり、子ウィンドウを切り替える方式になりました。
 ここで設定することで、V7.xx以下の古い方式に戻すことができます。
 動作環境のトラブル対策にも同じ設定があります。

 新タブモードは、Windows 95,98,Meではご利用いただけません。この設定は常にグレー状態になります。

Windows7のタスクバーでタブごとのサムネイルを表示しない
 タブモード「互換性」が「V8.00以降」の新タブモードとき、Windows7のタスクバー上にマウスを置いたときタブごとのサムネイル(縮小画像)を表示するようになります。
 タブをアクティブにしなくても切り替えやすい利点がありますが、タブを分離していたり、「このタブを最小化」していたりすると、どのウィンドウに属するのかがわからないという欠点もあります。
 このオプションをONにすると、従来通りウィンドウごとのサムネイルになります。
 動作環境のトラブル対策にも同じ設定があります。

非アクティブなタブをドラッグして分離/結合させない
 タブをドラッグすると、そのタブの順番を並べ替えできるだけでなく、ウィンドウから分離したり結合したりできます。
 非アクティブなタブでドラッグ&ドロップ操作をすると問題が出る場合に、このオプションをONにすると、非アクティブなタブではドラッグによる分離を禁止して、問題の回避を回避することができます。
 アクティブなタブは、この設定に関わらず、ドラッグできます。
 自動起動マクロがONのときは、この設定に関わらず、非アクティブなタブはドラッグできません。



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