高度なカーソル移動コマンド(Ver8.13対応版)
目次カーソル移動系コマンド− 高度なカーソル移動コマンド
 以下のようなカーソル移動コマンドもあります。必要なものをキーやメニューに割り当てて使ってください。
スクロールアップ(その2)
スクロールダウン(その2)
 通常のスクロールアップ/ダウンコマンドはカーソルもいっしょにスクロールしますが、(その2)の方はカーソルはスクロールせずに画面上の同じ位置に居残ります。

対応する括弧に移動
 現在のカーソル位置の括弧に対応する括弧の位置に移動します。連続して実行すると2つの括弧の間を往復します。
 カーソル位置に括弧が無く、カーソルの左側に括弧がある場合、左側にカーソルがあるものとみなして移動します。

{に移動,}に移動
 現在のカーソル位置を含むもっとも内側に位置する大括弧(“{”や“}”)に移動します。連続して実行すると順次外側の大括弧に移動していきます。
 カーソル位置に括弧が無く、カーソルの左側に括弧がある場合、左側にカーソルがあるものとみなして移動します。

高速上移動,高速下移動
 カーソルを一気にウィンドウの1/3程度移動します。PageUpやPageDownと普通のカーソル移動の中間的なコマンドといえます。

最後に編集した所に移動
 最後に編集した所に移動します。便利です。

指定行に移動
 行番号を指定し、その行に移動します。
 「+123」「-123」のように先頭に+または-を付けて行番号を入力すると、現在行からの相対位置に移動できます。
 ページ番号表示されているときは、ページ番号も入力できます。

論理行頭に移動,論理行末に移動
 現在の論理行の先頭,末尾に移動します。論理行の先頭、末尾とは、画面上での見た目の行頭、行末ではなく、改行文字だけを意識して見た場合の行頭、行末です。

前の関数
 「前の関数」コマンドは無くなりました。
 上の強調行 を参照してください。

次の関数
 「次の関数」コマンドは無くなりました。
 下の強調行 を参照してください。

半次ページ,半前ページ
 ページの半分を移動します。

単語の先頭に移動,単語の最後に移動
 単語の先頭,または単語の最後に移動します。
 「単語左」「単語右(サルネン風)」コマンドに似ていますが、連続実行した場合は移動しません。
 (単語の先頭で「単語の先頭に移動」をした場合,単語の最後で「単語の最後に移動」した場合)

単語右(サルネン風)
 単語単位で右に移動するときに、現在位置からもっとも近い単語末尾にカーソルが乗るように移動します。
 単語とは A〜Z, a〜z, _, 0〜9 と全角で構成される文字列です

前のカーソル位置
 以下のコマンドなどを実行したときのカーソル位置を覚え、その位置に戻ります。
  • ファイルの先頭へ移動
  • ファイルの最後へ移動
  • 上の編集箇所
  • 下の編集箇所
  • タグジャンプ
  • バックタグジャンプ
  • 指定行への移動
  • 最後に編集した所
  • 検索開始位置へ戻る
  • マクロmoveto
  • マクロmovetolineno, moveto2
  • 置換ダイアログで置換
  • 検索ダイアログで検索
  • 強調一覧で移動
  • マーク一覧で移動
  • 他の秀丸エディタと内容比較の開始
  • 他の秀丸エディタと内容比較で違う場所に移動したとき
  • 「カーソル位置の自動復元」した位置
  • 「前のカーソル位置」を実行したときの位置

次の結果,前の結果
 grepした後の場合、最新のgrep結果を元に次の結果のタグジャンプ,前の結果のタグジャンプを行います。
 比較コマンドを実行し後の場合で、「カラーマーカーで色付け」オプション付きで実行した後の場合、次の比較結果,前の比較結果にジャンプします。

対応するタグに移動
 HTML,XMLのカラー表示されているとき、対応するタグに移動します。

タブ後退,タブ前進
 タブストップの位置にジャンプするコマンドです。
 タブ後退は、カーソル位置よりも左にあるタブストップにジャンプします。
 タブ前進は、カーソル位置よりも右にあるタブストップにジャンプします。


戻る