書き込み許可で開くことができないとき(Ver8.13対応版) 目次− ファイル系コマンド− 書き込み許可で開くことができないとき 秀丸エディタがファイルを開こうとしたとき、以下のメッセージが出ることがあります。
このメッセージを出すかどうかの設定は、[その他]→[動作環境]→[ファイル]→[開く]の「開くときの確認メッセージ 」より変更できます。 ここの「書き込み許可で開くことができないとき」をOFFにすると、このメッセージは表示されないようになり、上書き禁止状態で開かれます。 このメッセージが出る理由は、メッセージに書かれている通り大きく2つの理由があります。 「他のプロセス/プログラムによって現在上書き禁止でファイルが開かれている」 他のアプリケーションが該当のファイルを開いたままの状態のときにこのメッセージが出ます。 開いているアプリケーションを終了させると開けるようになる場合があります。 「ファイルへのアクセス権限が制限されている」 ログオンしているユーザーの権限では書き込み許可で開くことができないようなファイルのアクセス権が与えられている場合にもこのエラーが出ます。 特別なアクセス権のように思えますが、Windows Vista以降ではUAC(ユーザーアカウント制御)の仕組みによって書き込みのアクセス権が無い状態になりやすくなりました。 通常のユーザー権限では別のユーザーが作成したファイルには簡単にアクセスできないようになっているのが理由です。 例えば、PCを買い換えた後など、古いPCで使っていたハードディスクをそのまま新しいPCで使ったりすると、このエラーが出ます。 このことは秀丸エディタに限らず、メモ帳など他のアプリケーションでも同様です。 以下にもしそういう状態だった場合の回避策の例を示します。 これは一例なので、セキュリティの状態によっては違うかもしれません。 回避策1 新しいPC上でフォルダ作成しそこにコピーすると書き換えできる状態になるかもしれません。 これが一番簡単な解決方法です。 または古いPC上で「パブリック」や「共有フォルダ」に入れておくと他のユーザーでも書き換えできる状態になります。 回避策2 秀丸エディタを「管理者として実行」するとXPの頃と同じようになんでもできるようになり、書き換えできる状態になるかもしれません。 回避策3 詳しくは、該当フォルダを右クリックして「プロパティ」の「セキュリティ」のところが関係しています。 セキュリティを変えるとそのままのフォルダで書き換えることもできるようになるかもしれません。 |