トラブル対処の例(Ver7.11対応版)
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トラブル対処の例
- ある日突然、検索ができなくなってしまった。
- または、検索に漏れがあるようです。
- または、余計な文字列が検索されてしまいます。
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検索ダイアログの「単語の検索」や「正規表現」の状態を確認してみてください。
「単語の検索」がONになっていると、「Aあいう」という文字列に対して「あいう」の検索でヒットしません。
「正規表現」がONになっていると、記号などが意味を持つようになります。例えば、「.」(半角のドット)は全ての文字にヒットします。
- Vistaで、Program Files 配下にあるファイルを編集しても、メモ帳で読み込むと反映されない
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Vista対応 を参照してください。
- 日本語入力中、勝手に違う行に移動してしまう。変な場所に挿入されてしまう。
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ノートパソコンのタッチパッドが、触れていなくても敏感に反応して、クリックしたと判断してしまっているのかもしれません。
タッチパッドの機能を無効にすると回避できるかもしれません。
- 日本語入力をしばらくしていると、異常終了してしまう。
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V7.00からIMEの前後フィードバック機能に対応しましたが、MS-IMEには、前後フィードバック機能に不具合があり、学習状態によっては異常終了してしまう場合があるという疑いがあります。
秀丸エディタの場合は、[その他]→[動作環境]で左下の「上級者向け設定」をONにし、[その他]→[動作環境]→[編集]→[高度な編集2]→[前後フィードバックを使う]をOFFにすると、この問題のリスクを低減させることができます。
MS-IME側の設定では、IMEのプロパティの「カーソル位置の前後の内容を参照して変換を行う」という設定があり、これをOFFにします。こちらの設定は全てのアプリケーションに影響があります。
- 日本語入力がなんだか遅くなった気がする。
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V7.00からIMEの前後フィードバック機能に対応しましたが、古いPCなどでは、この機能に時間がかかる場合があるようです。
[その他]→[動作環境]で左下の「上級者向け設定」をONにし、[その他]→[動作環境]→[編集]→[高度な編集2]→[前後フィードバックを使う]をOFFにすると、いままで通りになります。
- ある日突然、htmlファイルを開くと他のプロセスで開いていると出るようになってしまい、編集できなくなった。
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Windows Vista のエクスプローラで、プレビューをONにしていると、プレビューがファイルをロックしてしまいます。
エクスプローラの[整理▼]→[レイアウト]→[プレビューペイン]をOFFにすると直ります。
- ある日突然、上書きモードになってしまった。
- ある日突然カーソルの形が「■」になってしまい、「|」に戻すことができなくなってしまった
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Insertキーを押せば直ります。「■」になっているのは、上書きモードになっているからです。
Insertキーを押すと、上書きモードと挿入モードが切り替わるようになっています。
- ある日突然、マウスで範囲選択ができなくなってしまった。
- 範囲選択すると変な動きをする
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範囲選択するだけでWeb検索するような常駐型のソフトを入れていませんか?
こういったソフトはマウスボタンの押すのと離すのを監視して、Ctrl+'C'のキーボードメッセージを送ってくる場合があります。
これを回避するには、
- Ctrl+'C' に「コピー」のコマンドを割り当てる。
- [その他]-[動作環境]-[編集]-[コピーの後に範囲選択を解除する] のチェックを外す。
とすれば回避できます。
- 文字化けが起きたり、ディスプレイドライバの中で一般保護違反が発生する
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これらの現象はすべてディスプレイドライバのバグによるものです。秀丸エディタはスクロール性能を重視するため特殊な描画方法を取っているため、ほかのアプリケーションよりもディスプレイドライバのバグが出やすくなっています。
特に、新しく発売されたばかりのビデオカードだとバグが多いです。メーカによってはディスプレイドライバのバグ対応をしない会社もあるのでそのようなメーカの製品は買わないようにしてください。
秀丸エディタ側での対処方法は以下のとおりです。
- [その他]-[動作環境]-[トラブル対策]の所をいろいろいじってみる
- 文字のサイズを、横が8の倍数になるようなサイズを指定してみる
これで直らない場合は、ディスプレイドライバ側をどうにかする以外に対処方法はありません。
- 色数や解像度を変えてみる
- バージョンの新しいものを探してみる、あるいは古い版があるならそれに戻してみる
- 印刷をすると、文字が化けます
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印刷時のフォントが、日本語を表示できないフォントになっている場合、文字化けしたように見える場合があります。
日本語表示できるフォントが選ばれているか確認してください。
- 秀丸エディタを終わらしても、タスクリストを見ると秀丸エディタのタスクが残留しています
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[その他]-[動作環境]-[常駐機能]-[秀丸エディタの常駐]の秀丸エディタの瞬間起動がONになっている場合、秀丸エディタはメモリ上に待機している場合があります。メモリ上に待機している秀丸エディタがある場合、タスクリストに出てしまいますが、問題ではありません。
- カナロックがおかしくなる
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この場合は秀caps95 V1.0以上をご利用ください。秀まるおのホームページ(http://hide.maruo.co.jp/)にあります。
- 秀丸エディタを起動すると死んでしまう
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秀丸エディタをバージョンアップして、新しくしたのはいいが、古いバージョンをもう一度実行してしまったときにこの現象が起きる場合があります。
どうしても古いバージョンに戻したい、という場合は、アンインストールするか、HmSetup.exeを起動して設定を消去してください。
- 「共有違反」になってしまう
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hidemaru.exeを上書きしようとした場合や、hidemaru.exeを誰かが使用中である場合、共有違反になってしまいます。
必ず全ての秀丸エディタを終了させてから操作を実行してください。タスクバーの隅にある常駐秀丸エディタのアイコンも必ず終了させてください。
- 「致命的エラー:テンポラリファイルのアクセスでエラー」が出ました。どう対処すればいいのか
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このエラーは主にテンポラリファイル用のハードディスクの容量不足になった場合に発生します。このエラーを出さなくするにはテンポラリ用のドライブの空き容量を増やしてください。
テンポラリ用のディスクは環境変数TEMPで指定されます。WINDOWSをインストールしたままの状態だと、これはWINDOWSと同じドライブに作成されます。
テンポラリファイルをRAMドライブに設定するのは危険なのでやめてください。
- 「Ctrl-_」や「Ctrl-@」が効かない
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キーボードの種類によって、また、Windowsのバージョンの違いによって、これらのキーが発生する文字コードが違います。したがって、これらのキーが利用できない場合があります。これは仕様とさせていただきます。
- 行,桁の位置表示でメニューバーの一部が隠れてしまう
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これまた仕様です。ご勘弁を。
[その他]→[動作環境]→[ウィンドウ]→[メニューバーの右側]をOFFにして表示しないようにもできます。
ステータスバーにも行,桁の位置表示ができます。
- 秀丸エディタやWindowsが異常になった場合
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秀丸エディタはテンポラリファイルを作成します。そのファイルは終了するときに削除されるのですが、死んでしまった場合や途中でマシンをリセットした場合は削除されないまま残ってしまいます(これは、Windowsアプリ全般にいえることでもあります)。
そのようなわけで、ときどきテンポラリ用フォルダ(通常Windowsフォルダの下のTEMPというフォルダ)にゴミが残ってないかどうかチェックしたほうがよいでしょう。チェックするときは、秀丸エディタを全て終了させてから確認してください。
秀丸エディタが死んでしまった場合は秀丸エディタのバグによる可能性が高いので、できるだけ詳しい状況をレポートしていただくと助かります。よろしく〜。
- インストール直後にハングしてしまう
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秀丸エディタがハングアップしてしまう場合の対策 を参照してください。