秀丸エディタ起動時のオプション(Ver7.11対応版)
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秀丸エディタ起動時のオプション
秀丸エディタ起動時に、hidemaru.exeの後ろにオプションを指定すると、いろいろと秀丸エディタの動作を指示することができます。
オプションは/をつけて指定します。ファイル名も指定する場合はオプションの後ろに指定しないといけません。
- /b
-
秀丸エディタを閲覧モードで起動します。
- /c拡張子名
-
通常は秀丸エディタをファイル名なしで起動すると「新規」の状態になります。このとき、各種の設定は共通の設定が適用されます。/cオプションは、それをほかのファイルの設定に切り替えます。
例えば、/c.txtと指定すると、拡張子がTXTのファイルの設定となって秀丸エディタが立ち上がります。
/cオプションとファイル名の両方を指定すると、/cの効果は「閉じて開く」「名前をつけて保存」などをするまで有効になります。(V3.19まではファイル名を指定すると/cの効果は無くなっていました)
/cと拡張子の間には空白が入っていてもかまいません。
- /dフォルダ名
-
秀丸エディタ起動時の初期フォルダを指定します。
- /g
-
秀丸エディタ起動と同時にgrepのダイアログボックスを表示します。
- /gフラグ,検索するファイル,検索する文字列
-
秀丸エディタ起動と同時にgrepを実行します。
フラグは、以下のものを指定できます。
| 有効 | 無効 |
大文字/小文字の区別 | c | C |
単語の検索 | w | W |
正規表現 | r | R |
あいまい検索 | z | Z |
サブフォルダも検索 | u | U |
ファイル名一覧だけ作成 | o | O |
ファイル名をフルパスで出力 | f | F |
最小化状態で実行 | m | M |
検索するファイルは、ダブルクォーテーション("")でくくってください。
検索する文字列は、ダブルクォーテーションでくくる必要はありません。
この/gオプションと同時に、開くファイル名を指定してはいけません。
例:Hidemaru.exe /gcwrUo,"c:\New Folder\*.txt",検索文字
- /sフラグ,検索する文字列
-
秀丸エディタ起動と同時に検索を実行します。
フラグは、以下のものを指定できます。
| 有効 | 無効 |
大文字/小文字の区別 | c | C |
単語の検索 | w | W |
正規表現 | r | R |
あいまい検索 | z | Z |
検索する文字列は、ダブルクォーテーション("")でくくってください。
この/sオプションと同時に、開くファイル名を指定しないと、あまり意味がないです。
例:Hidemaru.exe /Sr,"[A-Z]+" c:\folder\filename.txt
- /j行番号,桁番号 または/j行番号
-
ファイルを開いてから、指定された行にカーソルを移動します。ファイル名も必ず指定してください。
行番号は、動作環境での設定に関係なく、エディタ的な番号(改行文字だけを数えた番号)として計算されます。
桁番号を省略すると行の先頭に移動します。
- /jx行番号,桁番号
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/jと似ていますが、桁番号をタブの幅を計算して解釈します。
- /je
-
起動と同時にファイルの最後にカーソルを移動させます。
- /k行番号
-
/jと同じですが、/jでは行番号の計算はエディタ的に行い、/kではワープロ的に計算します。つまり、/jでは改行だけをカウントして行番号を計算し、/kでは行の折り返しもカウントします。
- /r
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ファイルを書き換え禁止で開きます。ファイル名も必ず指定してください。
- /xマクロ名
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秀丸エディタ起動と同時にマクロを実行します。/xの後ろにマクロのファイル名を指定してください。/xオプションと開くファイル名を両方指定すると、指定されたファイルを開いた後でマクロを実行します。
- /(x,y,cx,cy)
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起動時のウィンドウの位置とサイズを指定します。xとyが左上の位置で、cxとcyがサイズです。ドット単位で指定してください。
動作環境の「1行の文字数を超えたウィンドウを自動的に小さくする」が有効の場合、cxは行番号表示を除いたサイズを指定してください。
- /e
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秀丸エディタ起動と同時にデスクトップ復元を実行します。
- /en
-
動作環境で自動的にデスクトップ復元を行う設定になっていても、デスクトップ復元を行いません。
- /p
-
印刷を実行します。印刷の設定は前回の設定そのままで勝手に印刷処理が開始されます。
ただし、秀丸パブリッシャーを使用している場合は、秀丸パブリッシャーの処理方法によります。/pの後に印刷テンプレートのファイル名を付けて渡すことができます。
- /h
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秀丸エディタのウィンドウを非表示にします。
- /fs /fu /fub /fe /fj /fu7 /fu8 /fcs /fct /fk /fa /fb /f数字
-
オープンするファイルのエンコードの種類を指定します。
/fs | SHIFT-JIS |
/fu | Unicode |
/fub | Unicode(Big-Endian) |
/fe | EUC |
/fj | JIS |
/fu7 | UTF7 |
/fu8 | UTF8 |
/fcs | 簡体字中国語 |
/fct | 繁体字中国語 |
/fk | 韓国語 |
/fa | 欧文 |
エンコードの種類ではないですが、/fb を指定すると、バイナリモードになります。
/fの後に数字を書くと、マクロのencodeキーワード(charsetキーワード)で表されるエンコードの種類で開きます。
例えば、/f16 とすると、キリル言語になります。
このオプションを指定しなければ、SHIFT-JISかUnicodeかを自動判別します。
「開く」ダイアログでエンコードの種類を指定する場合は、エンコードの種類の指定を参照してください
- /n
-
このオプションと同時にファイル名を指定して開いたファイルはファイルヒストリに加えないようにします。
- /wb /ws
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このオプションと同時にURLを指定して開いたときのモードを決めます。、/wbはWebブラウズモードで開き、/wsはソースで開きます。何も指定が無い場合、動作環境に従います。Hidemarnet Explorer がインストールされていてるときにのみ有効です。
- /i
-
タブモードのとき、タブを分離して起動します。
- /z
-
自動的に常駐秀丸エディタを起動しないようにします。
他のオプションよりも先に書いておく必要があります。
例:Hidemaru.exe /z /xtest.mac