ファイルの一部を開く(Ver8.31対応版)
目次ファイル系コマンド− ファイルの一部を開く
 秀丸エディタでは、巨大なファイルの一部だけを読み込んで開くことが出来ます。「ファイル・開く」のダイアログボックスの左上のシステムメニュー内にある「ファイルの一部を開くモード」をONにしてからファイルを開くか、または「動作環境 - ファイル - 高速化」の自動的にファイルの一部を読み込むようにする」をONにすることで、一部を開くことが可能となります。
読み込む範囲を指定する
 ここのオプションをONにすると、その下のスライダーバーによって指定されたファイルの一部分だけを開きます。
 ここのオプションをOFFにした場合は、通常通り、ファイル全体を読み込みます。

位置
 ファイルを読み込む位置を、先頭から何バイト目からかを指定します。  ここのラジオボタンをONにすると、上にあるスライダーの開始位置をマウスで選択出来る状態になります。

サイズ
 ファイルを読み込むサイズを、バイト数で指定します。  ここのラジオボタンをONにすると、上にあるスライダーの大きさをマウスで選択出来る状態になります。

行単位に境界を合わせる
 ここのオプションをONにすると、ファイルを読み込む位置が行単位になるように、自動的に読み込み開始位置を微調整します。例えば読み込み位置を100と指定しても、1行目が200バイトあった場合は200バイト目から読み込むようにします。

上書き禁止にする
 ファイルの一部を開くモードでファイルを開いた場合、基本的に、編集した内容を上書き保存することは出来ません。
 ここのオプションをONにすると、ファイルを開いた直後から上書き禁止の状態(編集出来ない状態)にしてしまいます。

強調表示を無効にする
 巨大なサイズのファイルを読み込む時、強調表示に時間がかかって秀丸エディタの動作が遅くなる恐れがあります。
 例えば正規表現を使って多数の強調表示指定してるような場合には、ここのオプションをONにして強調表示を一時的に無効にしてやると都合がいい場合があります。

折り返しを最大にする
 ここのオプションをONにすると、ファイルタイプ別の設定に関係なく、一時的に「折り返し桁数=最大」にします。


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