高度な編集2(Ver8.31対応版)
目次動作環境編集− 高度な編集2
ここの設定は、上級者向け設定をONにすると設定できます。
カーソルの動作
「行末<->次の行の先頭」移動の禁止
 カーソルの左右方向の移動によって、次の行または前の行へ移動することを禁止するかどうかを指定します。一般的な日本のエディタはこれを禁止してないのですが、外国のエディタでは禁止になってる場合が多いようです。

タブ文字の上にカーソル移動した時
 タブ文字の上にカーソル移動したときの処理方法を指定します。秀丸エディタではカーソルを上下方向に移動する場合に桁位置は常に同じ位置になるようにするのですが、タブの上ではどのようにするかで4種類が指定できます。
 「貫通する」の場合はフォントがプロポーショナルフォントまたはTSV/CSVモードのときは無効で必ず「左に寄る」と同じような挙動になります。


ドラッグ&ドロップ編集
 ドラッグアンドドロップ編集をONにすると、範囲選択した文字列をマウスでドラッグして別の所にドロップすることで、選択した文字列を移動することが出来ます。Ctrlキーを押さえながらドロップした場合は範囲選択した文字列のコピーの動作となります。
 ここのオプションと、さらに「動作環境 - 表示/操作 - カーソル操作」の「右ボタンのキー割り当てはボタンアップ時に行う」のオプションをONにした場合には、マウス右ボタンを使って文字列をドラッグアンドドロップすることも出来ます。その場合はドロップしたタイミングで移動/コピーのどちらかを選択するメニューが出てきます。
 ドラッグアンドドロップしている最中にキャンセルしたい場合は、ドラッグ中にEscキーを押してください。
 ここのオプションをONしておくと、他のウィンドウとの間でも文字列データのドラッグアンドドロップが出来ることが多くなります(対応してるソフトとの間なら)。他のウィンドウとの間で文字列をドラッグアンドドロップする場合は、普通にドロップすればコピーの動作となり、Shiftキーを押さえながらだと移動の動作となります。

選択した文字をドラッグ&ドロップしたとき範囲選択を解除する
 選択した文字をドラッグ&ドロップしたとき、範囲選択を解除するかどうかを決めます。


結合文字
結合文字を1つの文字として扱う
 結合文字とは、Unicodeの文字で、直前の文字と重ね合わせて使うことができるように定義された文字のことです。
 日本語においては、濁点や半濁点の特殊な文字があり、秀丸エディタはこのオプションをONにすると濁点と半濁点に対応できます。
 例えば、「か」「゛」と並んでいて濁点の文字が結合文字だった場合、オプションOFFでは「か゛」のまま2文字として表示され、オプションONでは「が」という1文字として表示されます。

文字コードの例:
 通常の濁点(゛) Shift-JIS 0x814A / Unicode 0x309B
 通常の半濁点(゜) Shift-JIS 0x814B / Unicode 0x309C
 結合文字として使える濁点 Unicode 0x3099
 結合文字として使える半濁点 Unicode 0x309A

 結合文字を正しく表示させるためには、結合文字に対応したフォントが必要です。
 Windows XPに付属の「MS ゴシック」などは対応していません。


TSV/CSVモード
ファイルタイプ別の設定で、タブの文字数がTSVモードかCSVモードのときに有効な設定です。
TSV/CSVモードの詳細



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