findup, finddown, getsearch文(Ver8.13対応版)
目次検索系文− findup, finddown, getsearch文
 findup, finddown, getsearchにはパラメータが必要ありません。

 findupは上候補です。
 finddownは下候補です。
 searchoptionの置換フラグがOFFのとき(replacedownをした直後)は検索し、ONのときは置換します。

 findup, finddownは、コマンドの上候補,下候補と完全に同じ動作ではありません。
 V6.00未満では、キー操作の記録では、上候補,下候補はsearchup, searchdownとして記録されていました。
 V6.00以降では、上候補,下候補はfindup, finddownとして記録されます。

 getsearch文はカーソル位置の単語を検索文字列として秀丸エディタ内部に取得する命令です。
 検索文字列の強調がされている場合、検索文字列の強調も更新されます。

 成功したかしなかったかによって結果コードを返します。結果コードはresultキーワードで参照することができます。
 成功した場合は 1 (true)になり、失敗した場合は 0 (false)になります。

 finddownは、カーソル位置の次の文字から検索を開始します。カーソル位置から検索するには、finddown2を使います。

参考:
 例えば、以下の文、

searchdown "検索文字列", casesense, hilight;
と全く同じ動作をfinddownを使ってやるためには、
setsearch "検索文字列", 0x2802;
finddown;
hilightfound 1;
というようにします。

ちなみに、このままではgrep用のオプションも変化してしまうので、さらに正確にすると以下のようになります。
setsearch "検索文字列", 0x2802 | (searchoption & 0x0740);
finddown;
hilightfound 1;
 参照: setsearch hilightfound

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