seterrormode文(Ver8.31対応版)
目次− seterrormode文
 マクロ実行中に各種エラーを出すかどうかを指示します。(V8.00以降)

seterrormode n1, n2

第一パラメータには、設定する種類を指定します。
第二パラメータは、第一パラメータによって意味が変化します。

n1が0の場合
 disableerrormsg相当。
 n2の意味
 0x00000000 enableerrormsgの状態
 0x00000001 disableerrormsgの状態

n1が1の場合
 10秒待っても切り替えできないエラーを抑制。
 n2の意味
 0x00000000 抑制する
 0x00000001 抑制しない

n1が2の場合
 開くときのエンコードの種類関連。
 n2のマスク値(論理積した値)
 0x0000000f 変換できない文字(デフォルトOFF)
 0x000000f0 NULL文字(デフォルトOFF)
 0x00000f00 複数マッチエンコードの選択(デフォルトOFF)
 0x0000f000 書き込み許可で開くことができないときのエラー(デフォルトは動作環境に従う)
 0x000f0000 改行文字のエラー(デフォルトOFF)
 マスクされたビットが 0 でデフォルト、1でON、2でOFF
 (例:0x00002000 で、書き込み許可で開くことができないときのエラーをOFF)

n1が3の場合
 保存するときのエンコードの種類関連。
 n2のマスク値(論理積した値)
 0x0000000f 上書き保存時の変換できない文字がある場合の問い合わせ(デフォルトON)
 0x000000f0 ?に変換した後のメッセージ(デフォルトON)
 0x00000f00 空だったとき(デフォルトON)
 0x0000f000 無題で更新で空のとき(デフォルトOFF)
 マスクされたビットが 0 でデフォルト、1でON、2でOFF
 (例:0x00000200 で、空だったときのエラーをOFF)

 上記 0 のデフォルトというのは、「開く」「名前を付けて保存」などから操作した場合と同じ動作になるという意味ではありません。
 マクロにとってのデフォルトということで、従来通りのマクロの既定の動作になります。

 #old=seterrormode(#type,#new);として、設定すると同時に直前の値を知ることもできます。
 seterrormode関数

 この文の実行で変更されるのはn1の値に対応する状態のみで、n1以外のほかの状態には影響を与えません。
 (たとえばseterrormode 0,1;とした場合、以前に行ったseterrormode1,1;はそのまま保持される)

参照:
 seterrormode関数
 disableerrormsg, enableerrormsg文


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