config文(Ver8.31対応版)
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 config文は、秀丸エディタのファイルタイプ別の設定を変更します。設定の内容を文字列で指定してください。以下のような形式となっています。
オプション   機能

a+ a-   タブ文字を表示するかしないかを指定します。

b+ b-   文字を太くするかどうかを指定します。

cb数   背景の色を指定します。数には0〜Fまたは0〜19が指定できます。各数がどの色に対応するかは試してみてください。

cc数   カーソル行の色を指定します。

cl数   カーソル行に下線を引くよう指定し、その線の色を指定します。
これは古いバージョンの互換のために用意されていて、カーソル行のモードの指定は、config "x"で指定できる名前のxUnderLineで指定できます。

cr数   改行文字の色を指定します。

ct数   文字の色を指定します。

d+ d-   広い行間にするかしないかを指定します。

d数   行間を指定します。0〜11を指定できます。

e+ e-   読込むときにEOF制御文字を無視するかどうかを指定します。+で無視します。

f名前   フォントの名前を指定します。

f(名前)   フォントの名前の中に空白がある場合はこのようにしてフォントを指定します。

g+ g-   保存するときにEOF制御文字を付けるかどうかを指定します。+で付けます。

i0 i1 i2 i3 i4   自動インデントを指定します。i0が「しない」,i1が「する」,i2が「全角空白も」,i3が「C言語インデント」,i4が全角も&C言語です。

k+ k-   禁則処理をするかしないかを指定します。

l+ l-   行番号表示をするかしないかを指定します。

m+ m-   バックアップファイルを作成するかどうかを指定します。m+で作成する,m-で作成しないです。

o+ o-   行番号の計算方法を指定します。+でエディタ的、-でワープロ的になります。

r+ r-   フリーカーソルモードを指定します。+でフリーカーソルモードです。

rs+ rs-   ルーラーを表示するかしないかを指定します。

rt+ rt-   +でルーラー表示を8単位にします。-で10単位になります。

rc数rc-   ルーラーの色を指定します。-を指定すると文字と同じになります。

rb数rb-   ルーラーの背景の色を指定します。-を指定すると背景と同じになります。

s数   フォントのサイズを指定します。このサイズはドット数です。「ファイルタイプ別の設定」ダイアログの単位はポイントなので、違う単位であることに注意してください。

t2 t4 t8   タブの文字数を設定する。

u+ u-   カーソル位置の自動復元をするかしないかを指定します。+で「復元する」です。

w数   1行の折り返し文字数を指定します。10〜4000が指定できます。

y+ y-   強調表示をするかしないかを指定します。
y:2 というように数値2を指定すると、「自動判定」相当になります(V8.03以降)

p数   ページ番号表示する/しない,1ページの行数を指定します。p0だとページ番号非表示で、それ以外の場合はページ番号表示となります。

z+ z-   全角空白を記号で表示をon/off

h+ h-   半角空白を記号で表示をon/off

x名前:値   レジストリ互換の値の設定をします。
フラグの場合は値に+か-を指定できます。数値の場合は値に数値を指定できます。文字列の場合は値に文字列を指定できます。空白を含む文字列は()でくくることができます。
config "x"で指定できる名前

 これらのオプションはまとめて指定することができます。まとめて指定するときは、それぞれを空白で区切って指定してください。
 ()でくくられた文字列では \ 記号をエスケープとして使うことができます。
')'を文字列中に入れたいときは config "x名前:(AB\\)CD)"
'\'を文字列中に入れたいときは config "x名前:(AB\\\\CD)"
 とします。
 config文を実行すると、ファイルタイプ別の設定は一時的な設定になります。一時的な設定を保存するには、saveconfig文を使います。
config "fシステム s20 y+ k+ b-";
config "f(MS 明朝) s32";
config "xFont:(MS ゴシック) xTab:8 xFreeCursor:+";

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