マクロの概要(入門用) 見本 2(Ver8.10対応版) 見本2 この見本では、ユーザーからの入力を受け取る方法、配列変数の使用方法、サブルーチンの使用方法、剰余の使い方、グローバル変数とローカル変数などの動作と記述方法をお見せします。 秀丸エディタを起動し、新規作成の状態にし、このヘルプファイルのマクロ部分(破線で囲まれた部分)をコピーしたものをペーストして、マクロファイルとして名前(CalculateEto.mac)をつけてマクロファイル用のフォルダに保存してください。 保存するファイルの種類は「秀丸マクロファイル(*.mac)」です。 わかりにくい場合は、当ヘルプの「マクロの登録と実行について」を参照してください。 「マクロ」→「マクロ実行」を選択すると、入力ボックスに西暦の数値を入力すると、ダイアログボックスに干支を表示します。「キャンセル」が押されるまで繰り替えしマクロが実行されます。 以下がマクロ部分です。 マクロ部分はここまでです。 このマクロで作者が意図した命令は、以下のとおりです。 「input」関数で西暦の数値を入力すると干支を表示します。 「while」文の無限ループを利用し、「キャンセル」が押されるまでマクロを実行させます。 次にマクロの詳しい動作説明です。 コメント(説明)が多くて見にくいですが、処理の流れと内容を読み取ってください。 上記のマクロについての補足説明 メインのマクロ部分で配列と基準年度を定義すると、干支を計算し表示するサブルーチンの独立性がそこなわれます。再利用する場合は若干手を入れなくてなりません。 この見本は、構造化プログラミングに反するプログラムになっています。 しかし、このマクロではあえて定数として取り扱っています。 理由は、サブルーチンの見本として作成していることと、コンピュータに余計な処理を増やさないためです。 処理が多くなればなるほど記述エラーや内部エラーなどが増えます。 短い記述で処理を少なくし、目的を達成させることも重要です。
|