マクロの概要(入門用) if文・while文について(Ver8.10対応版) if文・while文について マクロは各種の動作を実行する文と、プログラムの流れを制御する制御文からなります。 たとえば現在編集中の文書を今日の日付(2003年12月31日とします)を利用したファイル名「20031231.txt」で新規保存させるマクロを作成するとします。 この場合、保存するフォルダに同名のファイルがあれば上書きしてしまいますので、先にファイルの存在をチェックします。この時同名のファイルがあるかという条件に対して、 「ある」または「ない」の二通りの答えがあります。その答えを元にマクロの処理を変更させます。「ある」場合は上書き保存するのかどうかを使用者に問い合わせるメッセージを表示します。 「ない」場合はファイル名「20031231.txt」で新規保存します。 このように、マクロの処理を分岐したりすることを「制御」といい、それらを実行する文を「制御文」といいます。また、制御するときに利用される条件を判断するために利用するものを「条件式」といいます。 制御文には、前述した比較・論理演算が多く使用されます。比較・論理演算が使用される制御文は、if文、while文が主流です。まず、if文の説明をします。
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